Amazon QuickSight シナリオの作成
Amazon QuickSight Pro ユーザーは、QuickSight ダッシュボードまたは QuickSight ホームページの [シナリオ] セクションからシナリオを作成できます。ユーザーは何個でも必要な数のシナリオを作成できます。各ユーザーは、同時に最大 3 つのアクティブなシナリオを持つことができます。各 QuickSight アカウントは、同時に最大 10 個のアクティブなシナリオをサポートします。Amazon QuickSight でシナリオを作成するには、次の手順に従います。
新しいシナリオの作成
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QuickSight コンソール
を開きます。 -
次のいずれかのアクションを実行します。
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ダッシュボードを開き、次のいずれかを探します。
ダッシュボードの上部に [このダッシュボードをシナリオで分析する] が表示されていれば選択します。
ダッシュボードのビジュアルからドロップダウンメニューを開き、[シナリオを詳しく見る] を選択します。
[構築] を選択し、次に [シナリオ] を選択します。
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QuickSight ホームページで、オプションペインから [シナリオ] を選択します。[シナリオ] ページが開くので、[新しいシナリオ] を選択します。
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新しいシナリオが表示されます。テキストボックスで、解決したい問題を記述します。この入力が、シナリオ内で発生するすべてのデータピボットおよび操作の開始点となります。ここで提供する記述は、「使用状況の傾向を分析する」のような大まかな記述でも良いし、あるいは「前月のデータに基づいて、月次および年次の使用状況の変化を計算する」のような具体的な記述でも良いです。次のスクリーンショットは、Amazon Q in QuickSight の新しいシナリオを示します。
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シナリオで使用するデータを追加します。QuickSight ダッシュボードからデータを選択しても良いし、あるいはコンピューターからファイルをアップロードすることもできます。ダッシュボードからデータを選択すると、選択したデータのプレビューが生成されて、追加する前に確認することができます。QuickSight シナリオにおけるデータのプレビューと編集の詳細については、「Amazon QuickSight でのデータの操作」を参照してください。
シナリオで使用されるデータには、次の制限が適用されます。
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一つのシナリオに最大 10 個のデータソースを追加できます。
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ダッシュボードから一度に最大 20 個のビジュアルを選択できます。
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アップロードするファイルは
.xlsx形式または.csv形式である必要があり、1 GB を超えることはできません。 -
データソースには最大 200 列を含めることができます。
シナリオにデータを追加しない場合、Amazon Q は QuickSight ダッシュボードを自動で検索して、直前のステップの問題ステートメントに関連するデータを検索します。
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[分析を開始] を選択します。
QuickSight シナリオで分析を開始すると、QuickSight は分析用にデータを準備し、新しいスレッドを返します。スレッドには、シナリオで記述した問題の解決に使用できる、生成されたプロンプトが含まれます。スレッドとは、特定のシナリオの深掘りに使用できるユーザープロンプトと Amazon Q レスポンスで構成される、ターン形式のコンテキスト会話です。スレッドを使用して、以前にそのスレッドで記述した内容を Amazon Q が記憶していることを前提とするプロンプトを記述できます。プロンプトを選択してスレッドを続行するか、もしくはスレッドの上にあるプラス記号 (+) を選択して新しいスレッドを開始できます。新しいスレッドでは、最初に作成したスレッドとは異なるプロンプトを使用します。スレッドでの作業の詳細については、「Amazon QuickSight シナリオでのスレッドの使用」を参照してください。