Amazon QuickSight でのデータの操作
Amazon QuickSight でシナリオを作成する際に、シナリオが概要の生成に使用するデータをプレビューし、変更することができます。以下のセクションでは、QuickSight ユーザーがシナリオ内でデータを操作する方法について説明します。
シナリオへのデータの追加
Amazon QuickSight で作成したシナリオには、後からいつでもデータを追加できます。Amazon QuickSight シナリオにデータを追加するには、次の手順に従ってください。
既存の Amazon QuickSight シナリオにデータを追加するには
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QuickSight コンソール
を開きます。 -
オプションペインで [シナリオ] を選択し、次にデータを追加するシナリオを選択します。
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アクションバーの [データソース] アイコンを選択して、[データ] ペインを開きます。次の図は、[データ] ペインを開く [データソース] アイコンを示します
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次のいずれかのアクションを実行します。
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QuickSight データをシナリオに追加するには、[データを検索] を選択し、シナリオに追加するデータセットまたはダッシュボードビジュアルを選択します。シナリオに追加するすべての QuickSight データを選択したら、[追加] を選択します。
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コンピュータからシナリオにファイルをアップロードするには、[ファイルのアップロード] を選択します。
シナリオに追加されるデータには、次の制限が適用されます。
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一つのシナリオに最大 10 個のデータソースを追加できます。
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ダッシュボードから一度に最大 20 個のビジュアルを選択できます。
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アップロードするファイルは
.xlsx形式または.csv形式である必要があり、1 GB を超えることはできません。 -
データソースには最大 200 列を含めることができます。
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シナリオに新しいデータを追加すると、Amazon Q はすべての新しい分析にそのデータを含めます。
プレビューでのデータの編集
シナリオで使用する QuickSight ダッシュボードからデータを選択すると、データのプレビューが生成されて、分析に追加する前に確認することができます。必要に応じて、プレビュー状態のダッシュボードデータに次の変更を加えることができます。
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フィルター – 使用可能なデータのうち一つのサブセットのみを分析したい場合、あるいはシナリオに含まれる行数を減らす必要がある場合、データにフィルターを適用できます。
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ソート – 使用可能なデータが 100 万行を超えており、特定の列の値の保持を優先したい場合は、要件に合わせてデータをソートできます。
スナップショット内のデータの編集
ダッシュボードまたは外部データをシナリオに追加すると、QuickSight が作成するデータソースのスナップショットを確認することができます。シナリオで使用されるデータのスナップショットを表示するには、アクションバーで [データソース] アイコンを選択します。[データ] ペインが開き、確認したいデータのスナップショットを選択できます。
データスナップショットでは、次のアクションを実行できます。
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データスナップショットのタイトルを更新するには、タイトルの横にある鉛筆アイコンを選択し、そのスナップショットの新しいタイトルを入力します。
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[フィルター] アイコンを選択して、シナリオで使用されるデータをフィルタリングできます。このオプションは、シナリオに追加されたデータのうち一つのサブセットのみをシナリオで使用したい場合に使用できます。
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[ソート] アイコンを選択して、シナリオで使用されるデータをソートできます。このオプションは、データが 100 万行を超えており、特定の列の保持を優先したい場合に使用できます。
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[フィールドリスト] アイコンを選択して、どのフィールドをシナリオに含めるかを選択できます。このオプションは、どの列をシナリオで使用するかを管理するのに使用できます。
シナリオデータの更新が完了したら、[データ] ペインを閉じます。