旧バージョンの KCL からの移行 - Amazon Kinesis Data Streams

旧バージョンの KCL からの移行

このトピックでは、Kinesis Client Library (KCL) の旧バージョンから移行する方法について説明します。

KCL 3.0 の新機能

Kinesis Client Library (KCL) 3.0 では、これまでのバージョンと比べて複数の大幅な強化が行われています。

  • コンシューマーアプリケーションのフリート内で、過負荷のワーカーから負荷の低いワーカーへ処理を自動的に再分配することで、アプリケーションのコンピューティングコストを削減します。この新しい負荷分散アルゴリズムにより、ワーカー間の CPU 使用率が均等に分散されるため、ワーカーの過剰プロビジョニングが不要になります。

  • リーステーブルに対する読み取りオペレーションを最適化することで、KCL に関連する DynamoDB のコストを削減します。

  • 現在のワーカーが処理済みレコードのチェックポイントを完了できるようにすることで、リースが別のワーカーに引き継がれる際のデータ再処理を最小限に抑えます。

  • パフォーマンスとセキュリティ機能を強化するために AWS SDK for Java 2.x を使用し、AWS SDK for Java 1.x への依存を完全に排除しています。

詳細については、KCL 3.0 リリースノートを参照してください。