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AWS SDK とツールの共有 config および credentials ファイルの場所を検索して変更する
共有 AWS config および credentials ファイルは、AWS SDK とツールの設定情報を保持するプレーンテキストファイルです。ファイルは環境内にローカルに存在し、SDK コードまたはその環境で実行する AWS CLI コマンドによって自動的に使用されます。例えば、独自のコンピュータや Amazon Elastic Compute Cloud インスタンスで開発する場合などです。
SDK またはツールは実行時にこれらのファイルをチェックし、使用可能な設定をロードします。ファイルがまだ存在しない場合は、SDK またはツールによって基本ファイルが自動的に作成されます。
デフォルトでは、ファイルは home またはユーザーフォルダに配置された .aws という名前のフォルダにあります。
| オペレーティングシステム | ファイルのデフォルトの場所と名前 |
|---|---|
| Linux および macOS |
|
| Windows |
|
ホームディレクトリ解決
~ は、次の場合にホームディレクトリの解決にのみ使用されます。
-
パスの開始
-
直後に
/またはプラットフォーム固有の区切り文字が続く場合。Windows では、~/と~\の両方がホームディレクトリに解決されます。
ホームディレクトリを決定するときに、次の変数がチェックされます。
-
(全プラットフォーム)
HOME環境変数 -
(Windows プラットフォーム)
USERPROFILE環境変数 -
(Windows プラットフォーム)
HOMEDRIVEとHOMEPATH環境変数の連結 ($HOMEDRIVE$HOMEPATH) -
(SDK またはツールごとのオプション)SDK またはツール固有のホームパス解決関数または変数
可能な場合は、パスの先頭にユーザーのホームディレクトリが指定されている場合(例:~username/)、要求されたユーザー名のホームディレクトリ(例:/home/username/.aws/config)に解決されます。
これらのファイルのデフォルトロケーションの変更
次のいずれかを使用して、これらのファイルが SDK またはツールによってどこからロードされるかを上書きできます。
環境変数を使用します。
以下の環境変数を設定して、これらのファイルの場所または名前をデフォルト値からカスタム値に変更できます。
-
configファイルの環境変数:AWS_CONFIG_FILE -
credentialsファイルの環境変数:AWS_SHARED_CREDENTIALS_FILE
環境変数を使用したシステムの設定の詳細については、「環境変数を使用して AWS SDK とツールをグローバルに設定する」を参照してください。
JVM システムプロパティの使用
JVM で実行されている SDK for Kotlin および SDK for Java 2.x では、次の JVM システムプロパティを設定して、これらのファイルの場所または名前をデフォルトからカスタム値に変更できます。
-
configファイルの JVM システムプロパティ:aws.configFile -
credentialsファイルの環境変数:aws.sharedCredentialsFile
JVM システムプロパティを設定する方法については、「JVM システムプロパティを設定する方法」を参照してください。SDK for Java 1.x は、これらのシステムプロパティをサポートしていません。