AWS クラウド導入フレームワーク: プラットフォームの視点

Amazon Web Services (寄稿者)

2023 年 10 月 (ドキュメント履歴)

デジタルトランスフォーメーション (DX) は、カスタマーエクスペリエンス、イノベーション、柔軟性の向上を目指すエグゼクティブにとって、最も効果的な取り組みと言えます。DX では、機械学習 (ML)、人工知能 (AI)、ビッグデータ、クラウドのスピードとスケーリングを利用して、変化し続けるビジネス状況および顧客ニーズを満たします。

Amazon Web Services (AWS) は、最も包括的で広く採用されているクラウドプラットフォームであり、これを利用することで、組織変革だけでなく、ビジネスリスクの軽減、環境、社会、ガバナンス (ESG) のパフォーマンス向上、収益拡大、運用のさらなる効率化などを実現しやすくなります。

AWS クラウド導入フレームワーク (AWS CAF) の AWS ベストプラクティスを実装すると、ビジネス成果の実現が加速します。AWS CAF の利用により、トランスフォーメーションの機会を特定して優先順位付けする、クラウドの準備状況を評価し改善する、トランスフォーメーションロードマップをイテレーションによって発展させる、なども可能になります。 

AWS CAF のガイダンスは、ビジネス、人材、ガバナンス、プラットフォーム、セキュリティ、オペレーションという 6 つの視点でグループ化されています。各視点については、個別のガイドで説明します。本ガイドでは、プラットフォームの視点を取り上げます。この視点は、エンタープライズグレードのスケーラブルなハイブリッドクラウド環境で迅速なクラウドワークロードデリバリーを実現することに重点が置かれています。