ローカルモードでのハイブリッドジョブの作成およびデバッグ
新しいハイブリッドアルゴリズムを構築する際、ローカルモードはアルゴリズムスクリプトのデバッグとテストに役立ちます。ローカルモードは、Amazon Braket Hybrid Jobs で使用する予定のコードを実行できる機能ですが、Braket がハイブリッドジョブを実行するためのインフラストラクチャを管理する必要はありません。代わりに、Amazon Braket ノートインスタンスまたはノートブックパソコンやデスクトップコンピュータなどの優先クライアントでハイブリッドジョブをローカルで実行します。
ローカルモードでは、量子タスクを実際のデバイスに送信することはできますが、ローカルモードで実際の量子処理ユニット (QPU) に対して実行すると、パフォーマンス上の利点は得られません。
ローカルモードを使用するには、プログラム内で AwsQuantumJob が使用されている箇所で、AwsQuantumJob を LocalQuantumJob に変更します。例えば、「最初のジョブを作成する」に記載されている例を実行するには、コード内のハイブリッドジョブスクリプトを次のように編集します。
from braket.jobs.local import LocalQuantumJob job = LocalQuantumJob.create( device="arn:aws:braket:::device/quantum-simulator/amazon/sv1", source_module="algorithm_script.py", entry_point="algorithm_script:start_here", )
注記
この機能を使用するには、Amazon Braket ノートブックに既にプリインストールされている Docker をローカル環境にインストールする必要があります。Docker のインストール手順については、「Get Docker