Amazon Bedrock ガードレールのユースケース - Amazon Bedrock

Amazon Bedrock ガードレールのユースケース

ガードレールを作成したら、次の機能を使用して適用できます。

  • モデル推論 – モデルで推論を実行する際に、送信されたプロンプトと生成されたレスポンスにガードレールを適用します。

  • エージェント – ガードレールをエージェントに関連付けて、エージェントに送信されたプロンプトとエージェントから返されたレスポンスに適用します。

  • ナレッジベース – ナレッジベースをクエリし、そこからレスポンスを生成する際にガードレールを適用します。

  • フロー – フロー内のプロンプトノードまたはナレッジベースノードにガードレールを追加して、これらのノードの入力と出力に適用します。

次の表は、AWS マネジメントコンソール または Amazon Bedrock API を使用して、これらの機能ごとにガードレールを含める方法について説明しています。

ユースケース コンソール API
モデル推論 プレイグラウンドを使用する際に、ガードレールを選択する。 InvokeModel リクエストまたは InvokeModelWithResponseStream リクエストのヘッダーで指定するか、Converse リクエストまたは ConverseStream リクエストの本文の guardrailConfig フィールドに含めます。
エージェントに関連付ける エージェントを作成または更新する際に、エージェントビルダー[ガードレールの詳細] セクションで指定します。 CreateAgent リクエストまたは UpdateAgent リクエストの本文に、guardrailConfiguration フィールドを含めます。
ナレッジベースへのクエリの際に使用する クエリ設定の ガードレール セクションのステップに従います。設定時にガードレールを追加します。 RetrieveAndGenerate リクエストの本文に、guardrailConfiguration フィールドを含めます。
フローのプロンプトノードに含める フローを作成または更新する際に、[設定] セクションでプロンプトノードを選択し、ガードレールを指定します。 CreateFlow リクエストまたは UpdateFlow リクエストの nodes フィールドにプロンプトノードを定義する場合は、PromptFlowNodeConfigurationguardrailConfiguration フィールドを含めます。
フローのナレッジベースノードに含める フローを作成または更新する際に、[設定] セクションでナレッジベースノードを選択し、ガードレールを指定します。 CreateFlow リクエストまたは UpdateFlow リクエストの nodes フィールドにナレッジベースノードを定義する場合は、KnowledgeBaseFlowNodeConfigurationguardrailConfiguration フィールドを含めます。

このセクションでは、モデル推論と Amazon Bedrock API でのガードレールの使用について説明します。基本の推論オペレーション (InvokeModel および InvokeModelWithResponseStream) と Converse API (Converse および ConverseStream) を使用できます。どちらのオペレーションセットでも、同期型とストリーミング型のモデル推論でガードレールを使用できます。また、ユーザー入力の一部を選択して評価し、ストリーミングレスポンスの動作を設定することもできます。