AWS Trusted Advisor のサービスコントロールポリシーの例
AWS Trusted Advisor は、サービスコントロールポリシー (SCP) をサポートします。SCP は、組織内のアクセス許可を管理する目的で組織内の要素にアタッチされるポリシーです。SCP は、SCP がアタッチされた要素の下位にあるすべての AWS アカウントに適用されます。SCP では、組織のすべてのアカウントで使用可能な最大アクセス許可を一元的に制御できます。これは AWS アカウントが組織のアクセスコントロールガイドラインに従っていることを確認するのに役立ちます。詳細については、AWS Organizations ユーザーガイドの「サービスコントロールポリシー」を参照してください。
前提条件
SCP を使用するには、まず以下のことをする必要があります。
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組織内のすべての機能の有効化。詳細については、「AWS Organizations ユーザーガイド」の「組織内のすべての機能の有効化」を参照してください。
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SCP を有効にして組織内で使用できるようにするには 詳細については、「AWS Organizations ユーザーガイド」の「What is AWS Organizations?」を参照してください。
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必要な SCP を作成します。SCP の作成の詳細については、「AWS Organizations ユーザーガイド」の「Creating organization policies with AWS Organizations」を参照してください。
サービスコントロールポリシーの例
以下の例では、組織内のリソース共有のさまざまな側面を制御する方法を説明します。
例 : ユーザーが Trusted Advisor Engage でエンゲージメントを作成または編集できないようにします
次の SCP により、ユーザーは新しいエンゲージメントを作成したり、既存のエンゲージメントを編集したりできなくなります。
例 : Trusted Advisor Engage と Trusted Advisor Priority Access を拒否します
次の SCP により、ユーザーは Trusted Advisor Engage および Trusted Advisor Priority 内のアクションにアクセスしたり、それらのアクションを実行したりできなくなります。