Amazon Aurora DSQL での IAM 条件キーの使用
Aurora DSQL でアクセス許可を付与するときは、アクセス許可ポリシーを有効にする方法を決める条件を指定できます。以下に示しているのは、Aurora DSQL アクセス許可ポリシーでの条件キーの使用例です。
例 1: 特定の AWS リージョンにクラスターを作成するアクセス許可を付与する
次のポリシーは、米国東部 (バージニア北部) および米国東部 (オハイオ) リージョンにクラスターを作成するアクセス許可を付与します。このポリシーはリソース ARN を使用して許可されたリージョンを制限するため、Aurora DSQL はポリシーの Resource
セクションでその ARN が指定されている場合にのみクラスターを作成できます。
例 2: 特定の AWS リージョンにマルチリージョンクラスターを作成するアクセス許可を付与する
次のポリシーは、米国東部 (バージニア北部) および米国東部 (オハイオ) リージョンにマルチリージョンクラスターを作成するアクセス許可を付与します。このポリシーはリソース ARN を使用して許可されたリージョンを制限するため、Aurora DSQL はポリシーの Resource
セクションでこの ARN が指定されている場合にのみマルチリージョンクラスターを作成できます。マルチリージョンクラスターを作成するには、指定された各リージョンで PutMultiRegionProperties
、PutWitnessRegion
、および AddPeerCluster
のアクセス許可も必要であることに注意してください。
例 3: 特定の監視リージョンを持つマルチリージョンクラスターを作成するアクセス許可を付与する
次のポリシーでは、Aurora DSQL dsql:WitnessRegion
条件キーを使用し、米国西部 (オレゴン) に監視リージョンを持つマルチリージョンクラスターをユーザーが作成できるようにします。dsql:WitnessRegion
条件を指定しない場合は、任意のリージョンを監視リージョンとして使用できます。