AWS SCT を使用した Microsoft Azure SQL データベースへの接続
AWS SCT を使用して、Azure SQL からのスキーマ、コードオブジェクトおよびアプリケーションコードを次のターゲットに変換できます。
Amazon RDS for MySQL
Amazon Aurora MySQL 互換エディション
Amazon RDS for PostgreSQL
Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディション
ソースとしての Azure SQL データベースの権限
ソースとしての Azure SQL データベースに必要な権限を以下に示します。
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VIEW DEFINITION
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VIEW DATABASE STATE
スキーマを変換する、各データベースの付与を繰り返します。
ターゲットの MySQL および PostgreSQL データベースに必要な権限については、以下のセクションで説明します。
ソースとしての Azure SQL データベースへの接続
以下の手順を使用して、AWS Schema Conversion Tool で Azure SQL データベースのソースデータベースに接続します。
Azure SQL データベースのソースデータベースへの接続
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AWS Schema Conversion Tool で、[Add source] (ソースの追加) を選択します。
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[Azure SQL Database] (Azure SQL データベース) を選択し、次に [Next] (次へ) を選択します。
[Add source] (ソースの追加) ダイアログボックスが表示されます。
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[接続名] にデータベースの名前を入力します。この名前が AWS SCT の左側のパネルのツリーに表示されます。
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AWS Secrets Manager からのデータベース認証情報を使用するか、手動で入力してください。
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Secrets Manager のデータベース認証情報を使用するには、以下の手順に従ってください。
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[AWS シークレット] で、シークレットの名前を選択します。
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[入力] を選択すると、Secrets Manager のデータベース接続ダイアログボックスにすべての値が自動的に入力されます。
Secrets Manager のデータベース認証情報を使用する方法については、「AWS Schema Conversion Tool での AWS Secrets Manager の設定」を参照してください。
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Azure SQL Database のソースデータベース接続情報を、手動で入力するには、次の手順に従います。
パラメータ アクション Server name] (サーバー名 ソースデータベースサーバーのドメインネームサービス (DNS) 名または IP アドレスを入力します。
データベース 接続するデータベースのデータベース名を入力します。
User name (ユーザー名) と [Password] (パスワード) データベース認証情報を入力して、ソースデータベースサーバーに接続します。
AWS SCT でパスワードを使用して、プロジェクト内のデータベースに接続することを選択する場合にのみソースデータベースに接続します。ソースデータベースのパスワードの漏洩を防ぐため、デフォルトで AWS SCT にパスワードは保存されません。AWS SCT プロジェクトを閉じて再び開いた場合は、必要に応じて、ソースデータベースへの接続に使用するパスワードの入力を求められます。
Store Password AWS SCT は、安全なボールトを作成して、SSL 証明書とデータベースパスワードを保存します。このオプションをオンにすると、データベースのパスワードが保存されるため、パスワードを入力しなくてもデータベースにすばやく接続できます。
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[Test Connection] (接続のテスト) を選択して、AWS SCT がソースデータベースに正常に接続できることを確認します。
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[Connect] (接続) を選択して、ソースデータベースに接続します。