Lambda@Edge の使用方法
Amazon CloudFront ディストリビューションでの Lambda@Edge 処理には多くの用途があります。以下に例を示します。
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Lambda 関数 は Cookie を検査して URL を書き換え、A/B テスト用に異なるバージョンのサイトをユーザーに表示できます。
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CloudFront は、デバイスに関する情報が含まれている
User-Agent
ヘッダーを確認し、ビューワーが使用しているデバイスに基づいて、異なるオブジェクトをビューワーに返すことができます。例えば、CloudFront は、デバイスの画面サイズに基づいて異なるイメージを返すことができます。同様に、Referer
ヘッダーの値を考慮する関数を作成して、CloudFront が最も低い解像度のイメージをボットに返すこともできます。 -
または、他の条件の Cookie を確認できます。例えば、衣料品の通販ウェブサイトで、ユーザーが選択したジャケットの色を Cookie に保存する場合に、Lambda 関数でリクエストを変更して、CloudFront が選択した色のジャケットのイメージを返すようにできます。
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Lambda 関数は、CloudFront のビューワーリクエストイベントまたはオリジンリクエストイベントの発生時に HTTP レスポンスを生成できます。
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関数でヘッダーまたは認可トークンを検査して、CloudFront がリクエストをオリジンに転送する前に、コンテンツへのアクセスを制御するヘッダーを挿入できます。
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Lambda 関数は、外部リソースのネットワーク呼び出しを実行して、ユーザー認証情報を確認したり、追加のコンテンツを取得してレスポンスをカスタマイズしたりすることもできます。
詳細 (コード例を含む) については、「Lambda@Edge 関数の例」を参照してください。
コンソールで Lambda@Edge を設定する方法の詳細については、「チュートリアル: 基本的な Lambda@Edge 関数 (コンソール) を作成する」を参照してください。