カスタムエラーページとエラーキャッシュ
Amazon S3 またはカスタムオリジンが HTTP 4xx または 5xx ステータスコードを CloudFront に返す場合、CloudFront にオブジェクトをビューワーに返させることができます (例: HTML ファイル)。オリジンまたはカスタムエラーページからのエラーレスポンスを CloudFront エッジキャッシュにキャッシングする時間を指定することもできます。詳細については、「HTTP ステータスコード別のカスタムエラーページを作成する」を参照してください。
注記
以下の値は [Create Distribution] ウィザードに含まれていないため、ディストリビューションを更新するときにのみ、カスタムエラーページを構成することができます。
トピック
HTTP エラーコード
CloudFront がカスタムエラーページを返す HTTP ステータスコード。CloudFront がキャッシュする HTTP ステータスコードの全部または一部に対応するカスタムエラーページを返すように、または全く返さないように、CloudFront を構成できます。
Response page path (レスポンスページのパス)
[Error Code (エラーコード)] で指定した HTTP ステータスコード (403 など) がオリジンから返されたときに、CloudFront がビューワーに返すカスタムエラーページのパス (例: /4xx-errors/403-forbidden.html
)。オブジェクトとカスタムエラーページを別の場所に保存する場合は、次の状況に該当するときに適用されるキャッシュ動作をディストリビューションに組み込む必要があります。
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[Path Pattern (パスパターン)] の値が、カスタムエラーメッセージのパスと一致している。たとえば、4xx エラーのカスタムエラーページを
/4xx-errors
というディレクトリの Amazon S3 バケットに保存したとします。このとき、パスパターンによってカスタムエラーページのリクエストのルーティング先である場所に対するキャッシュ動作を、ディストリビューションに組み込む必要があります (例: /4xx-errors/*)。 -
[Origin (オリジン)] の値は、カスタムエラーページが含まれているオリジンの [Origin ID (オリジン ID)] の値を指定しています。
HTTP レスポンスコード
CloudFront からカスタムエラーページとともにビューワーに返す HTTP ステータスコード。
Error caching minimum TTL (seconds) (エラーキャッシュ最小 TTL (秒))
CloudFront がオリジンサーバーからのエラーレスポンスをキャッシュする最小時間。