Amazon SQSの耐障害性 - Amazon Simple Queue Service

Amazon SQSの耐障害性

AWS グローバルインフラストラクチャは、AWS リージョンとアベイラビリティーゾーンを中心として構築されています。AWSリージョンには、低レイテンシー、高スループット、高度の冗長ネットワークで接続された複数の物理的に独立および隔離されたアベイラビリティーゾーンがあります。アベイラビリティーゾーンでは、ゾーン間で中断することなく自動的にフェールオーバーするアプリケーションとデータベースを設計および運用することができます。アベイラビリティーゾーンは、従来の単一または複数のデータセンターインフラストラクチャよりも可用性、耐障害性、および拡張性が優れています。AWS リージョンとアベイラビリティーゾーンの詳細については、「AWSグローバルインフラストラクチャ」を参照してください。

AWSグローバルインフラストラクチャに加えて、Amazon SQS は、分散キューを提供しています。

分散キュー

分散メッセージングシステムには 3 つの主要部分、分散システムのコンポーネントキュー (Amazon SQS サーバーで分散)、キューのメッセージがあります。

次のシナリオでは、システムには複数のプロヂューサー(キューにメッセージを送信するコンポーネント)とコンシューマー(キューからメッセージを受信するコンポーネント)があります。キュー (A から E までのメッセージを保持) は、複数のAmazon SQS サーバー全体にまたがって冗長的にメッセージを保存します。

分散メッセージングシステムには、分散システムのコンポーネント、キュー (Amazon SQS サーバーに分散)、キュー内のメッセージという 3 つの主要な部分があります。