Amazon SQS FIFO キュー - Amazon Simple Queue Service

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Amazon SQS FIFO キュー

FIFO (First-In-First-Outキューには標準キューのすべての機能がありますが、オペレーションとイベントの順序が重要である場合、または重複を許容できない場合に、アプリケーション間のメッセージングを強化するように設計されています。

FIFO キューの最も重要な機能は、 FIFO (先入れ先出し) 配信と 1 回のみ処理です。

  • メッセージを送信および受信する順序を厳密に保持します。メッセージは、一度配信されると、コンシューマーが処理して削除するまで利用できなくなります。

  • キューには重複が導入されません。

また、FIFO キューはメッセージグループをサポートしており、単一のキュー内で複数のメッセージグループを順序付けて使用できます。FIFOキュー内のメッセージグループの数にクォータはありません。

FIFO キューを使用する可能性のある状況の例を次に示します。

  1. 順序が重要な e コマース注文管理システム

  2. イベントを順番に処理する必要があるサードパーティシステムとの統合

  3. ユーザーが入力した入力を入力順に処理する

  4. 通信とネットワーク — データと情報を同じ順序で送受信する

  5. コンピュータシステム - ユーザーが入力したコマンドが正しい順序で実行されるようにする

  6. 教育機関 - アカウントに登録前に受講者がコースに登録するのを防ぐ

  7. オンラインチケットシステム — チケットを先着順で配布する

注記

また、FIFO キューはただ 1 回のみの処理を行いますが、1 秒あたりのトランザクション (TPS) 数は制限されます。FIFO キューで Amazon SQS 高スループットモードを使用すると、トランザクションの上限を引き上げることができます。高スループットモードの使用方法の詳細については、「Amazon SQS の FIFO キューの高スループット」を参照してください。スループットクォータの詳細については、「Amazon SQS のメッセージキュー」を参照してください。

Amazon SQS FIFO キューは、Amazon SQSが利用可能なすべてのリージョンで利用可能です。

複雑な順序で FIFO キューを使用する方法の詳細については、「Amazon SQS FIFO キューによる複雑な順序付けの課題の解決」を参照してください。

Amazon SQS コンソールを使用してキューを作成および設定する方法については、{Amazon SQS コンソールを使用したキューの作成}を参照してください。Javaの例については、{Amazon SQS Java SDKの例}を参照してください。

FIFO キューを使用するためのベストプラクティスについては、「Amazon SQS のベストプラクティス」を参照してください。