

# サブネット CIDR ブロック
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サブネットの IP アドレスは、Classless Inter-Domain Routing (CIDR) 表記で表されます。サブネットの CIDR ブロックは、VPC の CIDR ブロック (VPC に 1 つのサブネットを作成するため)、または VPC の CIDR ブロックのサブネット (VPC に複数のサブネットを作成するため) と同じものにすることができます。VPC に複数のサブネットを作成する場合、サブネットの CIDR ブロックは重複できません。

例えば、CIDR ブロック `10.0.0.0/24` を持つ VPC を作成した場合、その VPC では 256 個の IP アドレスがサポートされます。この CIDR ブロックは 2 つのサブネットに分割でき、それぞれのサブネットで 128 個の IP アドレスがサポートされています。一方のサブネットでは CIDR ブロック `10.0.0.0/25` (アドレス `10.0.0.0`～`10.0.0.127`) が、もう一方のサブネットでは CIDR ブロック `10.0.0.128/25` (アドレス `10.0.0.128`～`10.0.0.255`) が使用されます。

![\[CIDR ブロック 10.0.0.0/24 を持つ VPC は、2 つのサブネットに分割されます。\]](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpc/latest/userguide/images/subnet-cidrs.png)


インターネット上には、IPv4 および IPv6 サブネット CIDR ブロックの計算と作成に役立つツールがあります。「サブネット計算ツール」や「CIDR 計算ツール」などの用語を検索して、お客様のニーズに合ったツールを見つけることができます。ネットワーク技術グループが、サブネットに指定する IPv4 および IPv6 CIDR ブロックを特定することもできます。

## IPv4 のサブネットのサイズ設定
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サブネットで許可される IPv4 CIDR ブロックサイズは、`/28` ネットマスクから `/16` ネットマスクの間です。各サブネット CIDR ブロックの最初の 4 つの IP アドレスと最後の IP アドレスは使用できず、EC2 インスタンスなどのリソースに割り当てることができません。例えば、CIDR ブロック `10.0.0.0/24` を持つサブネットの場合、次の 5 つの IP アドレスが予約されます。
+ 10.0.0.0.: ネットワークアドレスです。
+ 10.0.0.1: AWS が VPC ルーター用に予約しています。
+ 10.0.0.2: AWS が予約しています。DNS サーバーの IP アドレスは、VPC ネットワーク範囲のベースにプラス 2 したものです。複数の CIDR ブロックを持つ VPC の場合、DNS サーバーの IP アドレスはプライマリ CIDR にあります。また、VPC 内のすべての CIDR ブロックに対して、各サブネットの範囲 \$1 2 のベースを予約します。(詳しくは、「[Amazon DNS サーバー](AmazonDNS-concepts.md#AmazonDNS)」を参照してください。)
+ 10.0.0.3: 将来の利用のために AWS が予約しています。
+ 10.0.0.255: ネットワークブロードキャストアドレスです。VPC ではブロードキャストがサポートされないため、このアドレスを予約します。

コマンドラインツールまたは Amazon EC2 API を使用してサブネットを作成すると、CIDR ブロックは自動で正規形式に変更されます。例えば、CIDR ブロックに 100.68.0.18/18 を指定した場合、100.68.0.0/18 の CIDR ブロックが作成されます。

[BYOIP](https://docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ec2-byoip.html) を用いて AWS に IPv4 アドレス範囲を使用する場合、最初のアドレス (ネットワークアドレス) と最後のアドレス (ブロードキャストアドレス) を含む、その範囲内のすべての IP アドレスを使用できます。

## IPv6 のサブネットのサイズ設定
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IPv6 CIDR ブロックと VPC を関連付けている場合、IPv6 CIDR ブロック を VPC の既存のサブネットに関連付けるか、または新しいサブネットを作成するときに関連付けることができます。可能な IPv6 のネットマスク長は、`/44` から `/64` の `/4` 刻みです。

インターネット上には、IPv6 サブネット CIDR ブロックの計算と作成に役立つツールがあります。「IPv6 サブネット計算ツール」や「IPv6 CIDR 計算ツール」などの用語を検索して、自分のニーズに合ったツールを見つけることができます。ネットワーク技術グループが、サブネットに指定する IPv6 CIDR ブロックを特定することもできます。

各サブネット CIDR ブロックの最初の 4 つの IPv6 アドレスと最後の IPv6 アドレスは使用できず、EC2 インスタンスに割り当てることができません。例えば、CIDR ブロック `2001:db8:1234:1a00/64` を持つサブネットの場合、次の 5 つの IP アドレスが予約されます。
+ `2001:db8:1234:1a00::`
+ `2001:db8:1234:1a00::1`: VPC ルーター用に AWS で予約されています。
+ `2001:db8:1234:1a00::2`
+ `2001:db8:1234:1a00::3`
+ `2001:db8:1234:1a00:ffff:ffff:ffff:ffff`

上記の例の VPC ルーター用に AWS で予約された IP アドレスに加えて、次の IPv6 アドレスがデフォルト VPC ルーター用に予約されています。
+ EUI-64 を使用して生成された FE80::/10 範囲のリンクローカル IPv6 アドレス。リンクローカルアドレスの詳細については、「[Link-local address](https://en.wikipedia.org/wiki/Link-local_address)」(リンクローカルアドレス) を参照してください。
+ リンクローカル IPv6 アドレス `FE80:ec2::1`。

IPv6 経由で VPC ルーターと通信する必要がある場合は、ニーズに最適なアドレスと通信するようにアプリケーションを設定できます。