VPC のカスタムルートテーブルを作成する
VPC のカスタムルートテーブルを作成して設定するには、次のタスクを実行します。デフォルトで、新しいルートテーブルには VPC 内での通信を可能にするローカルルートが含まれます。送信先 IP アドレスの範囲に基づいてネットワークトラフィックを特定のターゲットにルーティングするルートを追加できます。
ルートテーブルのルートを特定のサブネットに適用するには、ルートテーブルをサブネットに関連付ける必要があります。ルートテーブルは複数のサブネットに関連付けることができます。ただし、サブネットは一度に 1 つのルートテーブルにのみ関連付けることができます。どのテーブルにも明示的に関連付けられていないサブネットは、デフォルトでメインルートテーブルに暗示的に関連付けられています。
サブネットとルートテーブルの関連付けを解除することができます。別のルートテーブルにサブネットを関連付けるまでは、メインルートテーブルに暗示的に関連付けられています。
注記
VPC ごとに作成できるルートテーブルの数にはクォータがあります。ルートテーブルごとに追加できるルート数にもクォータがあります。詳細については、「Amazon VPC クォータ」を参照してください。
ルートテーブルを作成する
コンソールを使用して ルートテーブルを作成するには
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Amazon VPC コンソール (https://console.aws.amazon.com/vpc/
) を開きます。 -
ナビゲーションペインで、[Route tables] (ルートテーブル) を選択します。
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[ルートテーブルの作成] を選択します。
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(オプション) [Name] (名前) には、ルートテーブルの名前を入力します。
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[VPC] で、ユーザーの VPC を選択します。
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(オプション) タグを追加するには、[Add new tag] (新しいタグを追加) を選択し、タグキーとタグ値を入力します。
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[ルートテーブルの作成] を選択します。
コマンドラインを使用してルートテーブルを作成する
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create-route-table
(AWS CLI) -
New-EC2RouteTable(AWS Tools for Windows PowerShell)
ルートテーブルにルートを追加する
コンソールを使用してルートテーブルにルートを追加する
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Amazon VPC コンソール (https://console.aws.amazon.com/vpc/
) を開きます。 -
ナビゲーションペインで [ルートテーブル] (Route tables) を選択して、ルートテーブルを選択します。
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[アクション]、[ポリシーの編集] の順に選択します。
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[Add Rule (ルートの追加)] を選択します。
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[送信先] に、次のいずれかを入力します。
IP アドレス範囲 – 192.168.0.0/16 など
シングル IP アドレス – 192.168.10.1/32 など
プレフィックスリストの ID – pl-0abcdef1234567890 など
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[ターゲット] にリソースタイプ (ネットワークインターフェイスなど) を選択してから、リソースの ID (eni-11223344556677889 など) を入力します。
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[Save changes] (変更の保存) をクリックします。
コマンドラインを使用してルートテーブルにルートを追加する
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create-route
(AWS CLI) -
New-EC2Route(AWS Tools for Windows PowerShell)
サブネットをルートテーブルに関連付ける
コンソールを使用してルートテーブルをサブネットに関連付けるには
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Amazon VPC コンソール (https://console.aws.amazon.com/vpc/
) を開きます。 -
ナビゲーションペインで [ルートテーブル] (Route tables) を選択して、ルートテーブルを選択します。
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[Subnet Associations] (サブネットの関連付け) タブで、 [Edit subnet associations] (サブネットの関連付けの編集) を選択します。
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ルートテーブルに関連付けるサブネットのチェックボックスをオンにします。
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[Save associations] (関連付けを保存する) を選択します。
コマンドラインを使用してサブネットをルートテーブルに関連付ける、または関連付けを解除する
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associate-route-table
(AWS CLI) -
disassociate-route-table
(AWS CLI) -
Register-EC2RouteTable(AWS Tools for Windows PowerShell)
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Unregister-EC2RouteTable(AWS Tools for Windows PowerShell)