Step Functions で状態入力および出力フィールドをマッピングする
ステートの管理とデータの変換
変数を使用したステート間のデータ受け渡しと JSONata を使用したデータ変換について説明します。
Map ステートは、データセット内の項目の集合を反復処理します。データセットの例は次のとおりです。
前のステートからの JSON 配列およびオブジェクト。
JSON、JSONL、CSV、Parquet などの形式で Amazon S3 に保存された個々のデータファイル。
Athena マニフェストや Amazon S3 インベントリファイルなど、複数オブジェクトへの参照。
マップは、データセット内の項目ごとに一連のステップを繰り返します。Map
state が受け取る入力と生成する出力は、さまざまな設定オプションを使用して設定できます。Step Functions では、次のリストに示す順序で Distributed Map ステートの各オプションが適用されます。ユースケースによっては、必ずしもこれらのすべてのフィールドを適用する必要はありません。
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ItemReader (Map) – データ項目を読み取るために使用される
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ItemsPath (マップ、JSONPath のみ) または Items (JSONata) – オプション。データセット内の項目を指定するために使用される
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ItemSelector (Map) – オプション。データセット内の項目を選択して変更するために使用される
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ItemBatcher (Map) – 大量の項目を処理するときに項目のグループを処理するために使用される
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ResultWriter (Map) – 子ワークフローからの出力結果のオプションを提供する