AWS SAM を使用したデバッグ時に複数のランタイム引数を渡す
AWS SAM で追加のランタイム引数を渡すことで、問題の調査と変数のトラブルシューティングをより効果的に行えます。これにより、デバッグプロセスに制御と柔軟性が追加されるので、カスタマイズされたランタイム設定と環境において便利です。
関数のデバッグ時に追加のランタイム引数を渡すには、環境変数 DEBUGGER_ARGS を使用します。これは、AWS SAM CLI が関数を開始するために使用する Run Command に引数の文字列を直接渡します。
例えば、Python 関数の実行時に iKPdb のようなデバッガーをロードする場合は、DEBUGGER_ARGS: -m ikpdb
--ikpdb-port=5858 --ikpdb-working-directory=/var/task/
--ikpdb-client-working-directory=/myApp --ikpdb-address=0.0.0.0 のように渡すことができます。これは、指定した他の引数と共に、iKPdb を実行時にロードします。
この場合、完全な AWS SAM CLI コマンドは以下のようになります。
DEBUGGER_ARGS="-m ikpdb --ikpdb-port=5858 --ikpdb-working-directory=/var/task/ --ikpdb-client-working-directory=/myApp --ikpdb-address=0.0.0.0" echo {} | sam local invoke -d 5858 myFunction
デバッガー引数は、すべてのランタイムの関数に渡すことができます。