AWS SDK for JavaScript v2 はサポート終了となりました。AWS SDK for JavaScript v3 に移行することをお勧めします。その他の詳細、移行方法については、こちらの発表内容を参照してください。

IAM アカウントエイリアスの管理

この Node.js コード例は以下を示しています。

シナリオ

サインインページの URL に、AWS アカウント ID ではなく企業の名前または他のわかりやすい識別子を含めるには、AWS アカウント ID のエイリアスを作成します。AWS アカウントエイリアスを作成すると、サインインページの URL は変更され、エイリアスが組み込まれます。

この例では、一連の Node.js モジュールを使用して IAM アカウントエイリアスを作成および管理します。Node.js モジュールは、AWS.IAM クライアントクラスの以下のメソッドを使用してエイリアスを管理するために SDK for JavaScript を使用します。

IAM アカウントエイリアスの詳細については、IAM ユーザーガイドの AWS アカウント ID とそのエイリアスを参照してください。

前提条件タスク

この例をセットアップして実行するには、まず次のタスクを完了する必要があります。

アカウントエイリアスの作成

iam_createaccountalias.js というファイル名で Node.js モジュールを作成します。前に示したように SDK を必ず設定します。IAM にアクセスするには、AWS.IAM サービスオブジェクトを作成します。アカウントエイリアスを作成するために必要なパラメータを含む JSON オブジェクトを作成します。これには作成するエイリアスが含まれます。AWS.IAM サービスオブジェクトの createAccountAlias メソッドを呼び出します。

// Load the AWS SDK for Node.js
var AWS = require("aws-sdk");
// Set the region
AWS.config.update({ region: "REGION" });

// Create the IAM service object
var iam = new AWS.IAM({ apiVersion: "2010-05-08" });

iam.createAccountAlias({ AccountAlias: process.argv[2] }, function (err, data) {
  if (err) {
    console.log("Error", err);
  } else {
    console.log("Success", data);
  }
});

この例を実行するには、コマンドラインに次のように入力します。

node iam_createaccountalias.js ALIAS

このサンプルコードは、このGitHubにあります。

アカウントエイリアスを一覧表示する

iam_listaccountaliases.js というファイル名で Node.js モジュールを作成します。前に示したように SDK を必ず設定します。IAM にアクセスするには、AWS.IAM サービスオブジェクトを作成します。アカウントエイリアスを一覧表示するために必要なパラメータを含む JSON オブジェクトを作成します。これには返す項目の最大数が含まれます。AWS.IAM サービスオブジェクトの listAccountAliases メソッドを呼び出します。

// Load the AWS SDK for Node.js
var AWS = require("aws-sdk");
// Set the region
AWS.config.update({ region: "REGION" });

// Create the IAM service object
var iam = new AWS.IAM({ apiVersion: "2010-05-08" });

iam.listAccountAliases({ MaxItems: 10 }, function (err, data) {
  if (err) {
    console.log("Error", err);
  } else {
    console.log("Success", data);
  }
});

この例を実行するには、コマンドラインに次のように入力します。

node iam_listaccountaliases.js

このサンプルコードは、このGitHubにあります。

アカウントエイリアスの削除

iam_deleteaccountalias.js というファイル名で Node.js モジュールを作成します。前に示したように SDK を必ず設定します。IAM にアクセスするには、AWS.IAM サービスオブジェクトを作成します。アカウントエイリアスを削除するために必要なパラメータを含む JSON オブジェクトを作成します。これには削除するエイリアスが含まれます。AWS.IAM サービスオブジェクトの deleteAccountAlias メソッドを呼び出します。

// Load the AWS SDK for Node.js
var AWS = require("aws-sdk");
// Set the region
AWS.config.update({ region: "REGION" });

// Create the IAM service object
var iam = new AWS.IAM({ apiVersion: "2010-05-08" });

iam.deleteAccountAlias({ AccountAlias: process.argv[2] }, function (err, data) {
  if (err) {
    console.log("Error", err);
  } else {
    console.log("Success", data);
  }
});

この例を実行するには、コマンドラインに次のように入力します。

node iam_deleteaccountalias.js ALIAS

このサンプルコードは、このGitHubにあります。