

 Amazon Redshift は、パッチ 198 以降、新しい Python UDF の作成をサポートしなくなります。既存の Python UDF は、2026 年 6 月 30 日まで引き続き機能します。詳細については、[ブログ記事](https://aws.amazon.com/blogs/big-data/amazon-redshift-python-user-defined-functions-will-reach-end-of-support-after-june-30-2026/)を参照してください。

# RANK ウィンドウ関数
<a name="r_WF_RANK"></a>

 RANK ウィンドウ関数は、OVER 句の ORDER BY 式に基づいて、値のグループの値のランクを決定します。オプションの PARTITION BY 句がある場合、ランク付けは行のグループごとにリセットされます。ランク付け条件が同じ値の行は、同じランクを受け取ります。Amazon Redshift は、同順位である行の数を同ランクに追加して次のランクを計算するため、ランクが連続した数にならない場合があります。例えば、2 行が 1 位にランク付けされると、次のランクは 3 位になります。

 RANK と [DENSE\$1RANK ウィンドウ関数](r_WF_DENSE_RANK.md) では異なる点があり、DENSE\$1RANK では、2 行以上で同点となった場合、ランク付けされた値の順位に差はありません。例えば、2 行が 1 位にランク付けされると、次のランクは 2 位になります。

同じクエリに PARTITION BY および ORDER BY 句のあるランク付け関数を使用することができます。

## 構文
<a name="r_WF_RANK-synopsis"></a>

```
RANK () OVER
(
[ PARTITION BY expr_list ]
[ ORDER BY order_list ]
)
```

## 引数
<a name="r_WF_RANK-arguments"></a>

( )   
この関数は引数を受け取りませんが、空のかっこは必要です。

OVER   
RANK 関数のウィンドウ句。

PARTITION BY *expr\$1list*   
省略可能。ウィンドウを定義する 1 つ以上の式。

ORDER BY *order\$1list*   
省略可能。ランク付けの値が基とする列を定義します。PARTITION BY が指定されていない場合、ORDER BY はテーブル全体を使用します。ORDER BY を省略した場合、すべての行について戻り値は 1 です。  
ORDER BY で一意のソートが行われない場合、行の順序は不確定になります。詳細については、「[ウィンドウ関数用データの一意の並び順](c_Window_functions.md#r_Examples_order_by_WF)」を参照してください。

## 戻り型
<a name="c_Supported_data_types_wf_rank"></a>

INTEGER

## 例
<a name="r_WF_RANK-examples"></a>

次の例では、販売数量でテーブルで順序付けして (デフォルトは昇順)、行ごとにランクを割り当てます。1 のランク値は、もっとも高いランクの値です。結果はウィンドウ関数の結果が提供された後にソートされます。

```
select salesid, qty,
rank() over (order by qty) as rnk
from winsales
order by 2,1;

salesid | qty | rnk
--------+-----+-----
10001 |  10 |  1
10006 |  10 |  1
30001 |  10 |  1
40005 |  10 |  1
30003 |  15 |  5
20001 |  20 |  6
20002 |  20 |  6
30004 |  20 |  6
10005 |  30 |  9
30007 |  30 |  9
40001 |  40 |  11
(11 rows)
```

この例の ORDER BY 句の外側には、Amazon Redshift がこのクエリが実行されるごとにソートされた結果を一貫して返すように、列 2 および 1 が含まれることに注意してください。例えば、販売 ID 10001 および 10006 の行は、QTY と RNK の値が同じです。列 1 によって最終的な結果セットを順序付けると、行 10001 は常に 10006 の前になります。WINSALES テーブルの説明については、「[ウィンドウ関数例のサンプルテーブル](c_Window_functions.md#r_Window_function_example)」を参照してください。

次の例では、ウィンドウ関数 (`order by qty desc`) の順序付けは逆順になります。これで、最高ランク値が最大の QTY 値に適用されます。

```
select salesid, qty,
rank() over (order by qty desc) as rank
from winsales
order by 2,1;

 salesid | qty | rank
---------+-----+-----
   10001 |  10 |   8
   10006 |  10 |   8
   30001 |  10 |   8
   40005 |  10 |   8
   30003 |  15 |   7
   20001 |  20 |   4
   20002 |  20 |   4
   30004 |  20 |   4
   10005 |  30 |   2
   30007 |  30 |   2
   40001 |  40 |   1
(11 rows)
```

WINSALES テーブルの説明については、「[ウィンドウ関数例のサンプルテーブル](c_Window_functions.md#r_Window_function_example)」を参照してください。

次の例では、SELLERID によってテーブルをパーティション分割し、数量で各パーティションを順序付けして (降順)、行ごとにランクを割り当てます。結果はウィンドウ関数の結果が提供された後にソートされます。

```
select salesid, sellerid, qty, rank() over
(partition by sellerid
order by qty desc) as rank
from winsales
order by 2,3,1;

salesid | sellerid | qty | rank
--------+----------+-----+-----
  10001 |        1 |  10 |  2
  10006 |        1 |  10 |  2
  10005 |        1 |  30 |  1
  20001 |        2 |  20 |  1
  20002 |        2 |  20 |  1
  30001 |        3 |  10 |  4
  30003 |        3 |  15 |  3
  30004 |        3 |  20 |  2
  30007 |        3 |  30 |  1
  40005 |        4 |  10 |  2
  40001 |        4 |  40 |  1
(11 rows)
```