windowMin
windowMin 関数は、指定された属性でパーティション化およびソートされたカスタムウィンドウ内の集計されたメジャーの最小値を計算します。通常、ビジュアルにメトリクスと日付フィールドが表示される時系列でカスタムウィンドウ関数を使用します。windowMin を使用すると、一定期間における最小のメトリクスを簡単に特定できます。
ウィンドウ関数は、8 以前の MySQL バージョンおよび 10.2 以前の MariaDB バージョンではサポートされていません。
構文
括弧が必要です。省略可能な引数については、次の説明を参照してください。
windowMin (measure,[sort_order_field ASC/DESC, ...],start_index,end_index,[ partition_field, ... ])
引数
- メジャー
- 
							平均を取得する集計されたメトリクス (例: sum({Revenue}))。
- sort attribute
- 
							データをソートする 1 つ以上の集計フィールド (測定またはディメンション、またはその両方)。コンマで区切って入力します。昇順 ( ASC) または降順 (DESC) のソート順を指定できます。複数の単語の場合は、リスト内の各フィールドを {} (中括弧) で囲みます。リスト全体は [ ] (角括弧) で囲まれます。 
- start index
- 
							開始インデックスは正の整数で、現在の行から n 行上を示します。開始インデックス は、実際の期間を数えるのではなく、現在の行より上の利用可能なデータポイントを数えます。データがまばらである (たとえば、月や年がない) 場合は、それに応じてインデックスを調整します。 
- end index
- 
							終了インデックスは正の整数で、現在の行から n 行下を示します。終了インデックスは、実際の期間を数えるのではなく、現在の行より下の利用可能なデータポイントを数えます。データがまばらである (たとえば、月や年がない) 場合は、それに応じてインデックスを調整します。 
- partition field
- 
							(省略可能) パーティション分割する 1 つ以上の測定およびディメンション。コンマで区切って入力します。 複数の単語の場合は、リスト内の各フィールドを {} (中括弧) で囲みます。リスト全体は [ ] (角括弧) で囲まれます。 
例
以下の例は、sum(Revenue) でパーティション分割された SaleDate の過去 12 か月の最小値を計算します。計算には、現在の行の上 12 行と下 0 行が含まれます。
windowMin ( sum(Revenue), [SaleDate ASC], 12, 0 )
以下のスクリーンショットは、この過去 12 か月の例の結果です。収益と、過去 12 か月の最小収益の差分を表示するために、sum(Revenue) フィールドがチャートに追加されています。
