Amazon Q in QuickSight によるクロスリージョン推論
クロスリージョン推論により、Amazon Q in QuickSight は地理的に最適なリージョンを自動的に選択して推論リクエストを処理し (詳細は後述)、利用可能なコンピューティングリソースとモデルの可用性を最大化し、最高のカスタマーエクスペリエンスを提供します。クロスリージョン推論を使用することで、次のメリットを享受できます。
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Amazon Q in QuickSight の最も高度な AI 機能へのフルアクセス
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さまざまなタスクに適した各種モデルへのアクセス
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すべてのアプリケーションのパフォーマンス向上
クロスリージョン推論リクエストは、データが最初に存在していた地域の一部である AWS リージョン内に保持されます。例えば、米国内で行われたリクエストは、米国の AWS リージョン内に保持されます。データはプライマリリージョンにのみ保存されますが、クロスリージョン推論を使用する場合、入力プロンプトと出力結果がプライマリリージョン外に移動することがあります。すべてのデータは Amazon の安全なネットワーク経由で暗号化されて送信されます。
注記
クロスリージョン推論の使用に追加コストはかかりません。
Amazon CloudWatch および AWS CloudTrail ログは、どの AWS リージョンでデータ推論が発生したかを示しません。
Amazon Q in QuickSight のクロスリージョン推論でサポートされているリージョン
Amazon Q in QuickSight でサポートされているリージョンコードとエンドポイントのリストについては、「Amazon Q in QuickSight がサポートされる AWS リージョン」を参照してください。
| Amazon Q in QuickSight でサポートされている地域 | 推論されたリージョン |
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米国東部 (バージニア北部) (us-east-1) |
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米国東部 (オハイオ) (us-east-2) |
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米国西部 (オレゴン) (us-west-2) |
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アジアパシフィック (ムンバイ) (ap-south-1) |
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アジアパシフィック (ソウル) (ap-northeast-2) |
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アジアパシフィック (シンガポール) (ap-southeast-1) |
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アジアパシフィック (東京) (ap-northeast-1) |
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アジアパシフィック (シドニー) (ap-southeast-2) |
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ヨーロッパ (フランクフルト) (eu-central-1) |
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欧州 (アイルランド) (eu-west-1) |
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欧州 (パリ) (eu-west-3) |
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欧州 (ストックホルム) (eu-north-1) |
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注記
* マーク付きのリージョンではサービス提供はまだ開始していませんが、それらのリージョンで推論が発生する可能性はあります。