ステップ 3。スケーラブルなモダナイゼーションロードマップを作成する

優先順位付けされた成果とアプリケーションの初回 MVP リリース後に、モダナイゼーションの取り組みをスケーリングして加速させ、開発者の生産性を向上させ、イノベーションを迅速に進めるためのロードマップを作成することをお勧めします。コアチームは、ビジネスの成果に重点を置く複数のエンジニアリングチームに組織の能力とサービスを拡大するために、チームを分割して新しいチームを編成します。スプリットアンドシードアプローチを徐々に取り入れることで、組織はより多くの開発を引き受け、モダナイゼーションのスピードを加速させることができます。

モダナイゼーションロードマップは、イベント駆動型、ストラングラー型、ドメイン駆動型設計、分解、最新のデータベース・オプションなど、明確に定義されたパターンを用いて、アプリケーションのモダナイゼーションへの実用的かつ継続的なアプローチを概説する必要があります。

ロードマップには、以下の図に示すように、アプリケーションのコンポーネントを特定し、ビジネスロジックに変更を加えることなく、マネージドサービス (データベースサービスなど) に移行する、あるいは、パフォーマンス、スケーラビリティ、管理性、信頼性、リソース使用量を改善するためにコードレベルの変更を加えるための、デシジョンツリーマトリックスを含める必要があります。