コンテキストメタデータを使用したレコメンデーションの関連性の向上
レコメンデーションの関連性を高めるには、アイテムレコメンデーションを取得したり、パーソナライズされたランキングを取得したりするときに、デバイスの種類や時刻など、ユーザーのコンテキストメタデータを含めます。
コンテキストメタデータを使用するには、アイテムインタラクションデータセットのスキーマにコンテキストデータ用のメタデータフィールドが必要です。例えば、DEVICE フィールド (「Amazon Personalize スキーマのスキーマ JSON ファイルの作成」を参照)。
ドメインデータセットグループでは、以下のレコメンダーユースケースでコンテキストメタデータを使用できます。
カスタムリソースについては、コンテキストメタデータを使用するレシピには次のものが含まれます。
コンテキスト情報の詳細については、AWS Machine Learning ブログの投稿である「コンテキスト情報を活用して、Amazon Personalize のレコメンデーションの関連性を高める
Amazon Personalize コンソール、AWS Command Line Interface (AWS CLI)、または AWS SDK を使用して、コンテキストメタデータを持つレコメンデーションを取得できます。
コンテキストメタデータを使用したレコメンデーションの取得 (AWS Python SDK)
レコメンデーションの関連性を高めるには、アイテムレコメンデーションを取得したり、パーソナライズされたランキングを取得したりするときに、デバイスの種類や時刻など、ユーザーのコンテキストメタデータを含めます。
次のコードを使用して、コンテキストメタデータに基づいてレコメンデーションを取得します。context については、キーバリューペアごとに、メタデータフィールドをキーとして指定し、コンテキストデータを値として指定します。次のサンプルコードでは、キーは DEVICE で、値は mobile phone です。これらの値と Campaign ARN および User ID を、独自の値に置き換えます。レコメンダーを作成した場合は、campaignArn を recommenderArn に置き換えます。ユーザーへの推奨アイテムのリストが表示されます。
import boto3 personalizeRt = boto3.client('personalize-runtime') response = personalizeRt.get_recommendations( campaignArn = 'Campaign ARN', userId = 'User ID', context = { 'DEVICE': 'mobile phone' } ) print("Recommended items") for item in response['itemList']: print (item['itemId'])