TPS ベースのトラフィックシェーピング - AWS Elemental MediaTailor
TPS ベースのトラフィックシェーピングの仕組み

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TPS ベースのトラフィックシェーピング

AWS Elemental MediaTailor には、一度に ADS へのリクエスト数を制限するための 2 つのオプションのトラフィックシェーピングアプローチが用意されています。TPS ベースのトラフィックシェーピングは、プリフェッチスケジュールのタイムウィンドウベースのトラフィックシェーピングに代わる方法を提供します。このアプローチは、時間計算ではなく、1 秒あたりのトランザクション (TPS) と予想される同時ユーザー数の観点から広告決定サーバー (ADS) 容量を指定できるようにすることで、より直感的な設定を提供します。

TPS ベースのトラフィックシェーピングの仕組み

取得ウィンドウの期間を指定する代わりに、次のパラメータを指定します。

ピーク TPS

ADS が処理できる 1 秒あたりのリクエストの最大数。このパラメータにはデフォルト値はありません。

最大同時ユーザー数

コンテンツの同時ビューワーの予想されるピーク数。このパラメータにはデフォルト値はありません。

MediaTailor は、同時セッションの数に関係なく、指定した TPS 制限内に収まるように、プリフェッチリクエストを一定期間にわたって自動的に分散します。

例 TPS ベースの設定例

ADS は 500 TPS を処理でき、ピーク時に 100,000 人の同時視聴者を想定します。以下を設定します。

  • ピーク TPS: 500

  • ピーク同時ユーザー: 100,000

MediaTailor は、同時セッションの数に関係なく、指定した TPS 制限内に収まるように、プリフェッチリクエストを一定期間にわたって自動的に分散します。