命名およびバージョニング
AL2023 は、2 年間の標準サポート期間中、3 か月ごとにマイナーリリースを提供します。各リリースは 0 から N までの数字で識別されます。0 はそのイテレーションの元のメジャーリリースを指します。すべてのリリースは Amazon Linux 2023 という名前になります。次のバージョンの Amazon Linux がリリースされると、AL2023 は延長サポートに入り、セキュリティ更新と重大なバグ修正の更新が提供されます。
例えば、AL2023 のマイナーリリースのフォーマットは以下のとおりです。
-
2023.0.20230301 -
2023.1.20230601 -
2023.2.20230901
対応する AL2023 AMI のフォーマットは以下のとおりです。
-
al2023-ami-2023.0.20230301.0-kernel-6.1-x86_64 -
al2023-ami-2023.1.20230601.0-kernel-6.1-x86_64 -
al2023-ami-2023.2.20230901.0-kernel-6.1-x86_64
特定のマイナーバージョン内では、AMI リリース日のタイムスタンプが付いた通常の AMI リリースが行われます。
-
al2023-ami-2023.0.20230301.0-kernel-6.1-x86_64 -
al2023-ami-2023.0.20230410.0-kernel-6.1-x86_64 -
al2023-ami-2023.0.20230520.0-kernel-6.1-x86_64
AL2 または AL2023 インスタンスを識別するための推奨方法は、まず /etc/system-release-cpe から共通プラットフォーム一覧 (CPE) 文字列を読み取ることです。次に、文字列をフィールドに分割します。最後に、プラットフォームとバージョンの値を読み取ります。
AL2023 では、プラットフォーム識別用の新しいファイルも導入されています。
-
/etc/system-releaseへの/etc/amazon-linux-releaseシンボリックリンク -
/etc/amazon-linux-release-cpeへの/etc/system-release-cpeシンボリックリンク
この 2 つのファイルは、インスタンスが Amazon Linux であることを示しています。特定のプラットフォームとバージョンの値を知りたい場合を除いて、ファイルを読み取ったり、文字列をフィールドに分割したりする必要はありません。