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# MySQL 5.6 データベースから Lightsail の新しいバージョンにデータを移行する
<a name="amazon-lightsail-migrate-mysql-56-to-newer-database"></a>

このチュートリアルでは、MySQL 5.6 データベースから Amazon Lightsail の新しい MySQL 5.7 データベースにデータを移行する方法について解説しています。移行を実行するには、MySQL 5.6 データベースに接続し、既存のデータをエクスポートします。次に、MySQL 5.7 データベースに接続し、データをインポートします。新しいデータベースに必要なデータを取得したら、アプリケーションを再設定して新しいデータベースに接続できるようにします。

**目次**
+ [ステップ 1: 変更を確認する](#migrate-mysql-5-6-understand-the-changes)
+ [ステップ 2: 前提条件を完了させる](#migrate-mysql-5-6-complete-the-prerequisites)
+ [ステップ 3: MySQL 5.6 データベースに接続してデータをエクスポートする](#migrate-mysql-5-6-connect-to-mysql-5-6)
+ [ステップ 4: MySQL 5.7 データベースに接続してデータをインポートする](#migrate-mysql-5-6-connect-to-mysql-5-7)
+ [ステップ 5: アプリケーションをテストして移行を完了する](#migrate-mysql-5-6-test-your-application)

## ステップ 1: 変更を確認する
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MySQL 5.6 データベースから MySQL 5.7 データベースへの移行は、メジャーバージョンへのアップグレードと見なされます。メジャーバージョンのアップグレードには、既存のアプリケーションとの下位互換性のないデータベースの変更が含まれる場合があります。本稼働インスタンスへの適用前に、いずれのアップグレードも徹底的にテストすることをお勧めします。詳細については、「*MySQL ドキュメント*」の「[MySQL 5.7 の変更](https://dev.mysql.com/doc/refman/5.7/en/upgrading-from-previous-series.html)」を参照してください。

まず、既存の MySQL 5.6 データベースから新しい MySQL 5.7 データベースにデータを移行することをお勧めします。次に、本番前のインスタンスで新しい MySQL 5.7 データベースを使用してアプリケーションをテストします。アプリケーションが期待どおりに動作する場合は、本番環境のインスタンスのアプリケーションに変更を適用します。さらなる措置を取る場合は、既存の MySQL 5.7 データベースから新しい MySQL 8.0 データベースにデータを移行し、本番前のアプリケーションで再度テストし、本番環境のアプリケーションに変更を適用します。

## ステップ 2: 前提条件を完了させる
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このチュートリアルの次のセクションに進むには、次の必要条件を満たす必要があります。
+ ローカルコンピュータに MySQL Workbench をインストールします。このコンピュータを使用して、データベースに接続してデータをエクスポートおよびインポートします。詳細については、MySQL ウェブサイトの[MySQL Workbench のダウンロード](https://dev.mysql.com/downloads/workbench/)を参照してください。
+ Lightsail で MySQL 5.7 データベースを作成します。詳細については、「[Amazon Lightsail でデータベースを作成する](amazon-lightsail-creating-a-database.md)」を参照してください。
+ データベースのパブリックモードを有効にします。これにより、MySQL Workbench を使用してデータベースに接続することができるようになります。データのエクスポートとインポートが完了したら、データベースのパブリックモードを無効にすることができます。詳細については、「[データベースのパブリックモードの設定](amazon-lightsail-configuring-database-public-mode.md)」を参照してください。
+ MySQL Workbench を設定してデータベースに接続する。詳細については、「[MySQL データベースに接続する](amazon-lightsail-connecting-to-your-mysql-database.md)」を参照してください。

## ステップ 3: MySQL 5.6 データベースに接続してデータをエクスポートする
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チュートリアルのこのセクションでは、MySQL 5.6 データベースに接続し、MySQL Workbench を使用してそのデータベースからデータをエクスポートします。MySQL Workbench を使用してデータをエクスポートする方法の詳細については、MySQL Workbench マニュアルの「[SQL Data のエクスポートとインポートウィザード](https://dev.mysql.com/doc/workbench/en/wb-admin-export-import-management.html)」を参照してください。

1. MySQL Workbench を使用して MySQL 5.6 データベースに接続する。

   MySQL ワークベンチでは、mysqldump を使用してデータをエクスポートします。MySQL Workbench で使用される mysqldump のバージョンは、データをエクスポートする MySQL データベースのバージョンと同じ (またはそれ以降) である必要があります。たとえば、MySQL 5.6.51 データベースからデータをエクスポートする場合は、バージョン 5.6.51 かそれ以降の mysqldump を使用する必要があります。正しいバージョンの mysqldump を使用しているか確認するために、ローカルコンピュータに適切なバージョンの MySQL サーバーをダウンロードしてインストールする必要がある場合があります。MySQL サーバーの特定バージョンをダウンロードするには、「*MySQL ウェブサイト*」の「[MySQL コミュニティダウンロード](https://dev.mysql.com/downloads/mysql/)」を参照してください。「**Windows MSI 用の MySQL インストーラ**」では、ダウンロードする MySQL サーバーのバージョンを選択できます。

   MySQL ワークベンチで使用する mysqldump の正しいバージョンを選択するには、以下の手順を実行します。

   1. MySQL ワークベンチで [**Edit**] (編集)、[**Preferences**] (設定) の順に選択します。  
![MySQL Workbench 編集メニュー](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-file-preferences.png)

   1. ナビゲーションペインで [**Administration**] (管理) を選択します。

   1. **Workbench Preferences** ウィンドウが表示されたら、**Path to mysqldump Tool** のテキストボックスの横にある省略記号ボダンを選択します。  
![MySQL Workbench の設定](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-preferences.png)

   1. 適切な`mysqldump` 実行可能ファイルの場所まで移動したら、ダブルクリックします。

      Windows の場合、`mysqldump.exe` ファイルは通常 `C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.6\bin` ディレクトリにあります。Linux の場合、ターミナルに `which mysqldump` を入力して **mysqldump** ファイルの位置を確認します。  
![mysqldump ファイルを探す](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-mysqldump-file.png)

   1. **Workbench Preferences ウィンドウ**で [**OK**] を選択します。  
![MySQL Workbench 設定の保存](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-preferences-save.png)

1. [**Navigator**] (ナビゲーター) ペインで [**Data Export**] (データエクスポート) を選択します。  
![MySQL ワークベンチデータのエクスポートオプション](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-data-export.png)

1. [**データのエクスポート**] タブが表示されたら、エクスポートするテーブルの横にチェックマークを追加します。
**注記**  
この例で選択した `bitnami_wordpress` テーブルには、「Certified by Bitnami」 WordPress インスタンスにある WordPress ウェブサイトのデータが含まれています。  
![エクスポートする MySQL Workbench テーブル](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-export-table.png)

1. [**Export Options**] (エクスポートオプション) セクションで、[**Export to Self-Contained File**] (自己完結型ファイルにエクスポート) を選択してエクスポートファイルが保存されるディレクトリを書き留めておきます。  
![MySQL ワークベンチのエクスポートオプション](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-export-options.png)

1. [**Start Export**] (エクスポートの開始) を選択します。

1. このチュートリアルの次のセクションに進む前に、エクスポートが完了するのを待ちます。  
![MySQL Workbench のエクスポートの進捗](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-export-progress.png)

## ステップ 4: MySQL 5.7 データベースに接続してデータをインポートする
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チュートリアルのこのセクションでは、MySQL 5.7 データベースに接続し、MySQL Workbench を使用してそのデータベースにデータをエクスポートします。

1. ローカルコンピュータの MySQL Workbench を使用して MySQL 5.7 データベースに接続する。

1. [**Navigator**] (ナビゲーター) ペインの [**Data Import/Restore**] (データのインポート/復元) を選択します。  
![MySQL ワークベンチデータのエクスポートオプション](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-data-import.png)

1. [**Data Import**] (データのインポート) タブが表示されたら、[**Export to Self-Contained File**] (自己完結型ファイルにエクスポート) を選択して、テキストボックスの横にある省略記号ボタンを選択します。  
![MySQL Workbench インポートファイル](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-import-file.png)

1. エクスポートファイルが保存された場所まで移動したら、ダブルクリックします。  
![MySQL ワークベンチ 新しいスキーマを作成する](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-choose-export-file.png)

1. [**Default Schema to be imported To**] (インポート先のデフォルトスキーマ) のセクションで、[**New**] (新規) を選択します。  
![MySQL ワークベンチ 新しいスキーマを作成する](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-create-new-schema.png)

1. [**Create Schema**] (スキーマの作成) ウィンドウが表示されたら、スキーマの名前を入力します。
**注記**  
この例では、エクスポートされたデータベーステーブルの名前が `bitnami_wordpress` であるため、それを入力しています。  
![新しいスキーマの MySQL ワークベンチ名](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-schema-name.png)

1. [**Start import**] (インポートの開始) を選択します。  
![MySQL Workbench インポートの開始](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-start-import.png)

1. このチュートリアルの次のセクションに進む前に、インポートが完了するのを待ちます。  
![MySQL Workbench インスポートの進捗](http://docs.aws.amazon.com/ja_jp/lightsail/latest/userguide/images/mysql-workbench-import-progress.png)

## ステップ 5: アプリケーションをテストして移行を完了する
<a name="migrate-mysql-5-6-test-your-application"></a>

この時点で、データは新しい MySQL 5.7 データベースに格納されます。本番前の環境でアプリケーションを設定し、アプリケーションと新しい MySQL 5.7 データベース間で接続テストを行います。アプリケーションが期待どおりに動作する場合は、本番環境でアプリケーションに変更を反映します。

移行が完了したら、データベースのパブリックモードを無効にする必要があります。不要になった MySQL 5.6 データベースは削除できます。ただし、削除する前に MySQL 5.6 データベースのスナップショットを作成することをお勧めします。またこの作業をする際、新しい MySQL 5.7 データベースのスナップショットも作成しておくことをお勧めします。詳細については、「[データベースのスナップショットを作成する](amazon-lightsail-creating-a-database-snapshot.md)」を参照してください。