Malware Protection for S3 の料金と使用コスト
Malware Protection for S3 の料金の仕組みは、GuardDuty の他の保護プランとは異なります。GuardDuty 保護プランのほとんどが 30 日間と短期間の無料トライアルであるのに対して、AWS の Malware Protection for S3 には 12 か月間無料利用枠のプランが用意されています。GuardDuty の料金については、「GuardDuty の料金」を参照してください。
次に、Malware Protection for S3 を使用した場合に発生する料金コストを示します。
- 無料利用枠プラン (スキャンコスト)
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各 AWS アカウントには 12 か月間無料利用枠があり、これにはリージョンごとに 1 か月あたりの特定の上限までの使用量が含まれています。各 AWS アカウント は、最大 1,000 件のリクエストと 1 GB のスキャンされたデータを毎月無料利用枠で利用できます。使用量が指定された上限を超えると、その超えた分から使用コストが発生します。料金の詳細については、「GuardDuty 保護プランの料金
」を参照してください。 Malware Protection for S3 を有効にした後の使用コストについては、「Malware Protection for S3 の使用コストの確認」を参照してください。
- S3 オブジェクトのタグ付けの使用コスト
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Malware Protection for S3 を有効にするときに、スキャンされた S3 オブジェクトに対してタグ付けを有効にするかどうかは任意です。S3 オブジェクトのタグ付けを有効にすることにした場合、その使用に伴うコストが発生します。コストの詳細については、「Amazon S3 の料金」ページの「管理と洞察
」タブを参照してください。 S3 オブジェクトのタグ付けの使用コストは、無料利用枠プランに含まれていません。
- Amazon S3 API - GET と PUT の使用コスト
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GuardDuty が IAM ロールに基づいて Amazon S3 API を実行すると、使用コストが発生します。例えば、GuardDuty は IAM ロールを引き受けると、
PutObjectAPI を実行してテストオブジェクトを選択されたバケットに追加します。これにより、GuardDuty は機能の有効ステータスを評価できるようになります。AWS リージョンでの S3 API コールの料金については、「Amazon S3 の料金」ページの「ストレージとリクエスト」タブの「リクエストとデータ取り出し」
を参照してください。