ServiceNow の設定 - AWS Glue

ServiceNow の設定

AWS Glue を使用して ServiceNow からデータを転送できるようにするには、次の要件を満たす必要があります。

最小要件

以下に、最小要件を示します。

  • E メールおよびパスワードが設定されている ServiceNow アカウントを持っていること。詳細については、「ServiceNow アカウントの作成」を参照してください。

  • ServiceNow アカウントで API アクセスが有効になっていること。ServiceNow API の使用はすべて追加料金なしで可能であること。

これらの要件を満たしている場合、AWS Glue を ServiceNow アカウントに接続する準備ができています。

ServiceNow アカウントの作成

ServiceNow アカウントを作成するには:

  1. servicenow.com のサインアップページに移動し、詳細を入力し、[続行] をクリックします。

  2. 登録済みメールで認証コードを受信したら、そのコードを入力して [認証] を選択します。

  3. 多要素認証を設定するか、その設定をスキップします。

アカウントが作成され、ServiceNow がプロファイルが表示されます。

ServiceNow 開発者インスタンスの作成

ServiceNow にログインした後、開発者インスタンスをリクエストします。

  1. ServiceNow ログインページで、アカウントの認証情報を入力します。

  2. [ServiceNow 開発者プログラム] を選択します。

    スクリーンショットには、ServiceNow 開発者プログラムにアクセスする状況が示されています。
  3. 右上の [インスタンスをリクエスト] を選択します。

  4. ジョブの職責を入力します。利用規約に同意して、[セットアップを完了] を選択します。

  5. インスタンスが作成されたら、インスタンス URL および認証情報をメモします。

BasicAuth 認証情報の取得

無料アカウント用の BasicAuth 認証情報を取得するには:

  1. ServiceNow ログインページで、アカウントの認証情報を入力します。

  2. ホームページでプロファイル編集のセクション (右上隅) を選択し、[インスタンスパスワードを管理] を選択します。

  3. ユーザー名、パスワード、インスタンス URL などのログイン認証情報を取得します。

注記

アカウントで MFA が有効になっている場合、基本認証の <username>:<password><MFA Token> でユーザーのパスワードの末尾に MFA トークンを追加します。

詳細については、ServiceNow ドキュメントの「アプリケーションの構築」を参照してください。

OAuth 2.0 認証情報の作成

ServiceNow コネクタで OAuth2.0 を使用するには、インバウンドクライアントを作成して、クライアント ID およびクライアントシークレットを生成する必要があります。

  1. ServiceNow ログインページで、アカウントの認証情報を入力します。

  2. ホームページで、[ビルドを開始] を選択します。

  3. App Engine Studio ページで、[アプリケーションレジストリ] を検索します。

  4. 右上の [新規] を選択します。

  5. [外部クライアント用の OAuth API エンドポイントを作成] オプションを選択します。

  6. OAuth 設定に必要な変更を加えて、[更新] を選択します。

    リダイレクト URL の例: https://us-east-1.console.aws.amazon.com/gluestudio/oauth

  7. 新しく作成した OAuth クライアントアプリを選択して、クライアント ID およびクライアントシークレットを取得します。

  8. さらなる処理を行うため、クライアント ID およびクライアントシークレットを保存します。

本番稼働用以外の開発者アカウントで OAuth を設定するには:

  1. ServiceNow ドキュメントの「認証プロファイルの作成」トピックを使用して、認証プロファイルを作成します。

  2. OAuth の認証プロファイルで OAuth として [タイプ] を選択し、上記で作成したインバウンドクライアントを選択して [OAuth エンティティ] を設定します。

  3. クライアントが複数存在する場合、複数の認証プロファイルを作成して、認証プロファイルに必要な OAuth エンティティを設定する必要があります。

  4. 設定されていない場合、REST API のアクセスポリシーを作成して TABLE API へのアクセスを許可します。「REST API アクセスポリシーの作成」を参照してください。