Oracle NetSuite の設定
AWS Glue を使用して Oracle NetSuite からデータを転送できるようにするには、次の要件を満たす必要があります。
最小要件
以下に、最小要件を示します。
Oracle NetSuite アカウントがあること。詳細については、「Oracle NetSuite アカウントの作成」を参照してください。
Oracle NetSuite アカウントで API アクセスが有効になっていること。
Oracle NetSuite の開発者アカウントで OAuth 2.0 API 統合を作成していること。この統合により、AWS Glue がお客様のアカウントに対して認証呼び出しを行うときに、お客様のデータに安全にアクセスするために使用するクライアントの認証情報が提供されます。詳細については、「Oracle NetSuite のクライアントアプリと OAuth 2.0 認証情報の作成」を参照してください。
これらの要件を満たしている場合、AWS Glue を Oracle NetSuite アカウントに接続する準備ができています。
Oracle NetSuite アカウントの作成
[Oracle NetSuite]
NetSuite アカウントの調達は、法的なレビューが必要なフォーム/見積りを提示するベンダーを介して行われます。
Oracle NetSuite コネクタ用に調達するアカウントは [標準クラウドサービス] です。
このアカウントはベンダーによって作成され、一時的な認証情報はベンダーによって共有されます。ユーザー名やパスワードを設定するリンクなどの詳細が記載されたウェルカムメールが NetSuite <billing@notification.netsuite.com> <system@sent-via.netsuite.com> から送信されます。
[パスワードの設定] リンクを使用し、ベンダーによって提供されるユーザー名のパスワードを設定します。
Oracle NetSuite のクライアントアプリと OAuth 2.0 認証情報の作成
クライアント ID とクライアントシークレットを取得するには、Oracle NetSuite クライアントアプリを作成します。
NetSuite カスタマーログイン
を使用して NetSuite アカウントにログインします。 [設定] > [会社] > [機能を有効化] を選択します。
[SuiteCloud] セクションに移動し、[SuiteTalk (ウェブサービス)] の下にある [REST WEB SERVICES] のチェックボックスをオンにします。
[認証を管理] の下にある [OAUTH 2.0] のチェックボックスをオンにします。[保存] をクリックします。
[設定] > [統合] > [統合を管理] に移動し、[新規] を選択して OAuth2.0 アプリケーションを作成します。
任意の名前を入力し、[STATE] を有効のままにします。
オンになっている場合、[トークンベースの認証] の下に表示される [TBA: AUTHORIZATION FLOW] および [TOKEN-BASED AUTHENTICATION] チェックボックスをオフにします。
[OAuth 2.0] の下にある [AUTHORIZATION CODE GRANT] および [PUBLIC CLIENT] のチェックボックスを選択します。
[認証] の下にある [クライアント ID] と [クライアントシークレット] を書き留めます。
[リダイレクト URI] を入力します。例: https://us-east-1.console.aws.amazon.com/gluestudio/oauth
[スコープ] の下にある [REST WEB SERVICES] のチェックボックスをオンにします。
[ユーザー認証情報] の下にある [USER CREDENTIALS] チェックボックスをオンにします。[保存] を選択します。
[クライアント認証情報] の下にある CONSUMER KEY/CLIENT ID および CONSUMER SECRET/CLIENT SECRET をメモします。これらの値は 1 回のみ表示されます。
[ユーザー/ロール] > [ロールの管理] > [新規] に移動し、必要に応じて ADMINISTRATOR ロールを作成します。
カスタムロールの作成中、次のエンティティ/機能の [アクセス許可] タブにフルアクセスを追加します。
「預金」、「アイテム」、「アイテム履行」、「ジャーナル記入」、「発注」、「子会社」、「ベンダー」、「請求書」、「ベンダーの返品許可」、「時間追跡」、「顧客決済」、「カスタムレコードエントリ」、「カスタムレコードタイプ」、「REST ウェブサービス」、「OAuth 2.0 許可されたアプリケーションの管理」、「カスタムエンティティフィールド」、「OAuth 2.0 アクセストークンを使用してログイン」。
詳細については、NetSuite Applications Suite ドキュメントの「OAuth 2.0