制限 - AWS Glue

制限

Microsoft Dynamics 365 CRM コネクタの制限事項は次のとおりです。

  • Microsoft Dynamics 365 CRM では、レコードベースのパーティショニングがサポートされていません。これは、オフセットパラメータがサポートされておらず、そのためにレコードベースのパーティショニングをサポートできないことが理由です。

  • データサイズとレート制限の組み合わせが原因で発生する SaaS からの Internal Server 例外を回避するため、ページ分割はページあたり最大 500 レコードに設定されています。

  • Microsoft Dynamics 365 CRM は、すべてのエンティティに対し、親フィールドのみで order by をサポートします。サブフィールドで order by はサポートされません。

    • ASC 方向と DESC 方向の両方がサポートされています。

    • 複数フィールドでの order by がサポートされています。

  • aadusers 標準エンティティの「createddatetime」フィールドをフィルタリングすると、フィルタリングがサポートされているにもかかわらず、SaaS から Bad Request エラーがスローされます。メタデータの性質は動的であるため、他のエンティティで同様の問題が発生していることは明確に特定されておらず、根本的原因も明らかになっていません。そのため、この問題に対処することはできません。

  • Struct、List、Map などの複雑なオブジェクトタイプは、フィルタリングをサポートしていません。

  • レスポンスから取得できる多くのフィールドは、動的メタデータレスポンスで isRetrievablefalse としてマークされています。データ損失を避けるため、すべてのフィールドで isRetrievabletrue に設定されています。

  • フィールドベースのパーティショニングは、次の基準を満たす場合にすべてのエンティティでサポートされます。

    • DateTime のクエリ可能フィールドが標準エンティティ内、またはカスタムエンティティの createdon および modifiedon フィールド (システム生成のもの) に存在していること。

    • システム生成フィールドの排他的 ID、または SaaS メタデータ API からの null 可能なプロパティが存在しないこと。ただし、フィルタリング可能で null 不可なフィールドはデフォルトで使用可能なフィールドのみであるのが一般的です。このため、上記のフィールド選択基準は null セーフと見なされ、フィルタリング可能な場合はパーティショニングの対象となります。