Amazon EventBridge イベントの詳細リファレンス - Amazon EventBridge
イベントのスケジューリングスキーマイベント接続イベントAPI 送信先イベント

Amazon EventBridge イベントの詳細リファレンス

EventBridge 自体は、次のイベントを出力します。これらのイベントは、他の AWS のサービスと同様に、デフォルトのイベントバスに自動的に送信されます。

すべてのイベントに含まれるメタデータフィールドの定義については、「Events Reference」の「AWS service event metadata」を参照してください。

イベントの詳細のタイプ 説明

スケジュールされたイベント

スケジュールされたイベントを表します。

スキーマ作成

新しいイベントスキーマの作成を表します。

スキーマバージョン作成

新規または既存のイベントスキーマでの新しいバージョンの作成を表します。

接続の状態イベント

接続の状態の変化を表します。

API 送信先の状態イベント

API 送信先の状態の変化を表します。

イベントのスケジューリング

EventBridge は、次のタイプのイベントをデフォルトのイベントバスに送信します。詳細については、「スケジューラ」を参照してください。

スケジュールされたイベント

スケジュールされたイベントを表します。

source と detail-type のフィールドがあるのは、EventBridge イベントに、これらに固有の値が含まれているためです。すべてのイベントに含まれる他のメタデータフィールドの定義については、「Events Reference」の「AWS service event metadata」を参照してください。

{
  . . .,
  "detail-type": "Scheduled Event",
  "source": "aws.events",
  . . .,
  "detail": {}
}
detail-type

イベントのタイプを示します。

このイベントの場合、この値は Scheduled Event です。

必須: はい

source

イベントを発生させたサービスを識別します。EventBridge イベントの場合、この値は aws.events です。

必須: はい

detail

イベントに関する情報を含む JSON オブジェクト。このフィールドの内容は、イベントを生成するサービスによって決まります。

必須: はい

このオブジェクトには、Scheduled Event イベントに必要なフィールドはありません。

例 スケジュールされたイベントのイベント例
{
  "version": "0",
  "id": "89d1a02d-5ec7-412e-82f5-13505f849b41",
  "detail-type": "Scheduled Event",
  "source": "aws.events",
  "account": "123456789012",
  "time": "2016-12-30T18:44:49Z",
  "region": "us-east-1",
  "resources": ["arn:aws:events:us-east-1:123456789012:rule/SampleRule"],
  "detail": {}
}

スキーマレジストリイベント

EventBridge は、次のスキーマレジストリイベントをデフォルトのイベントバスに送信します。詳細については、「」を参照してください。

スキーマ作成

新しいスキーマの作成を表します。

スキーマが作成されると、EventBridge は Schema Created と Schema Version Created イベントの両方を送信します。

source と detail-type のフィールドがあるのは、EventBridge イベントに、これらに固有の値が含まれているためです。すべてのイベントに含まれる他のメタデータフィールドの定義については、「Events Reference」の「AWS service event metadata」を参照してください。

{
  . . .,
  "detail-type": "Schema Created",
  "source": "aws.schemas",
  . . .,
  "detail": {
    "SchemaName" : "String",
    "SchemaType" : "String",
    "RegistryName" : "String",
    "CreationDate" : "DateTime",
    "Version" : "Number"
  }
}
detail-type

イベントのタイプを示します。

このイベントの場合、この値は Schema Created です。

必須: はい

source

イベントを発生させたサービスを識別します。EventBridge イベントの場合、この値は aws.schemas です。

必須: はい

detail

イベントに関する情報を含む JSON オブジェクト。このフィールドの内容は、イベントを生成するサービスによって決まります。

必須: はい

このイベントの場合、このデータには以下が含まれます。

SchemaName

スキーマの名前。

必須: はい

SchemaType

スキーマのタイプ。

有効な値: OpenApi3 | JSONSchemaDraft4

必須: はい

RegistryName

スキーマを含むレジストリの名前。

必須: はい

CreationDate

スキーマが作成された日付。

必須: はい

Version

スキーマのバージョン。

Schema Created イベントの場合、この値は常に 1 になります。

必須: はい

例 スキーマ作成イベントの例
{
  "version": "0",
  "id": "01234567-0123-0123-0123-012345678901",
  "detail-type": "Schema Created",
  "source": "aws.schemas",
  "account": "123456789012",
  "time": "2019-05-31T21:49:54Z",
  "region": "us-east-1",
  "resources": ["arn:aws:schemas:us-east-1::schema/myRegistry/mySchema"],
  "detail": {
    "SchemaName": "mySchema",
    "SchemaType": "OpenApi3",
    "RegistryName": "myRegistry",
    "CreationDate": "2019-11-29T20:08:55Z",
    "Version": "1"
  }
}

スキーマバージョン作成

新規または既存のイベントスキーマでの新しいバージョンの作成を表します。

スキーマが作成されると、EventBridge は Schema Created と Schema Version Created イベントの両方を送信します。

source と detail-type のフィールドがあるのは、EventBridge イベントに、これらに固有の値が含まれているためです。すべてのイベントに含まれる他のメタデータフィールドの定義については、「Events Reference」の「AWS service event metadata」を参照してください。

{
  . . .,
  "detail-type": "Schema Version Created",
  "source": "aws.schemas",
  . . .,
  "detail": {
    "SchemaName" : "String",
    "SchemaType" : "String",
    "RegistryName" : "String",
    "CreationDate" : "DateTime",
    "Version" : "Number"
  }
}
detail-type

イベントのタイプを示します。

このイベントの場合、この値は Schema Version Created です。

必須: はい

source

イベントを発生させたサービスを識別します。EventBridge イベントの場合、この値は aws.schemas です。

必須: はい

detail

イベントに関する情報を含む JSON オブジェクト。このフィールドの内容は、イベントを生成するサービスによって決まります。

必須: はい

このイベントの場合、このデータには以下が含まれます。

SchemaName

スキーマの名前。

必須: はい

SchemaType

スキーマのタイプ。

有効な値: OpenApi3 | JSONSchemaDraft4

必須: はい

RegistryName

スキーマを含むレジストリの名前。

必須: はい

CreationDate

スキーマバージョンが作成された日付。

必須: はい

Version

スキーマのバージョン。

必須: はい

例 スキーマバージョン作成イベントの例
{
  "version": "0",
  "id": "01234567-0123-0123-0123-012345678901",
  "detail-type": "Schema Version Created",
  "source": "aws.schemas",
  "account": "123456789012",
  "time": "2019-05-31T21:49:54Z",
  "region": "us-east-1",
  "resources": ["arn:aws:schemas:us-east-1::schema/myRegistry/mySchema"],
  "detail": {
    "SchemaName": "mySchema",
    "SchemaType": "OpenApi3",
    "RegistryName": "myRegistry",
    "CreationDate": "2019-11-29T20:08:55Z",
    "Version": "5"
  }
}

接続イベント

EventBridge は、次の接続イベントをデフォルトのイベントバスに送信します。詳細については、「接続」を参照してください。

接続の状態イベント

これらのイベントはそれぞれ、新規または既存の接続の状態における変化を表します。

source と detail-type のフィールドがあるのは、EventBridge イベントに、これらに固有の値が含まれているためです。すべてのイベントに含まれる他のメタデータフィールドの定義については、「Events Reference」の「AWS service event metadata」を参照してください。

{
  . . .,
  "detail-type": "Connection status",
  "source": "aws.events",
  . . .,
  "detail": {
    "ConnectionName" : "String",
    "StateReason" : "String",
    "Timestamp" : "DateTime"
  }
}
detail-type

イベントのタイプを示します。

このイベントの場合、値は次のいずれかです。

  • Connection Creation Started

  • Connection Update Started

  • Connection Deletion Started

  • Connection Activated

  • Connection Authorized

  • Connection Authorization Started

  • Connection Deauthorization Started

  • Connection Deauthorized

  • Connection Failed Connectivity

必須: はい

source

イベントを発生させたサービスを識別します。EventBridge イベントの場合、この値は aws.events です。

必須: はい

detail

イベントに関する情報を含む JSON オブジェクト。このフィールドの内容は、イベントを生成するサービスによって決まります。

必須: はい

このイベントの場合、このデータには以下が含まれます。

ConnectionName

コレクションの名前。

必須: はい

StateReason

接続の状態が変更された理由。

必須: いいえ

Timestamp

接続の状態が変更された日時。

必須: はい

例 接続の状態イベントの例
{
    "version": "0",
    "id": "1d7a4ac6-a50a-745f-a331-a0d802f7badb",
    "detail-type": "Connection Creation Started",
    "source": "aws.events",
    "account": "123456789012",
    "time": "2024-10-28T09:08:20Z",
    "region": "us-east-1",
    "resources": [
        "arn:aws:events:us-east-1:123456789012:connection/sample-connection/ee7e4d52-8df0-4bed-a0d5-fa7dea43fcf8"
    ],
    "detail": {
        "ConnectionName": "sample-connection",
        "Timestamp": "2024-10-24 09:26:35 +0000 UTC"
    }
}

API 送信先イベント

EventBridge は、次の API 送信先イベントをデフォルトのイベントバスに送信します。詳細については、「API 送信先」を参照してください。

API 送信先の状態イベント

これらのイベントはそれぞれ、API 送信先の状態の変化を表します。

source と detail-type のフィールドがあるのは、EventBridge イベントに、これらに固有の値が含まれているためです。すべてのイベントに含まれる他のメタデータフィールドの定義については、「Events Reference」の「AWS service event metadata」を参照してください。

{
  . . .,
  "detail-type": "API Destination status",
  "source": "aws.events",
  . . .,
  "detail": {
    "ApiDestinationName" : "String",
    "Timestamp" : "DateTime"
  }
}
detail-type

イベントのタイプを示します。

このイベントの場合、値は次のいずれかです。

  • API Destination Activated

  • API Destination Deactivated

必須: はい

source

イベントを発生させたサービスを識別します。EventBridge イベントの場合、この値は aws.events です。

必須: はい

detail

イベントに関する情報を含む JSON オブジェクト。このフィールドの内容は、イベントを生成するサービスによって決まります。

必須: はい

このイベントの場合、このデータには以下が含まれます。

ApiDestinationName

API 送信先の名前。

必須: はい

Timestamp

API 送信先の状態が変更された日時。

必須: はい

例 API 送信先の状態イベントの例
{
    "version": "0",
    "id": "1d7a4ac6-a50a-745f-a331-a0d802f7badb",
    "detail-type": "API Destination Deactivated",
    "source": "aws.events",
    "account": "123456789012",
    "time": "2024-10-28T09:08:20Z",
    "region": "us-east-1",
    "resources": [
        "arn:aws:events:us-east-1:123456789012:api-destination/sample-api-destination/ee7e4d52-8df0-4bed-a0d5-fa7dea43fcf8"
    ],
    "detail": {
        "ApiDestinationName": "sample-api-destination",
        "Timestamp": "2024-10-24 09:26:35 +0000 UTC"
    }
}