DMS Schema Conversion でソースとして IBM Db2 for z/OS データベースを使用する
DMS Schema Conversion では、IBM Db2 for z/OS データベースを移行のソースとして使用できます。
Db2 for z/OS データベースのデータベースコードオブジェクトを DMS Schema Conversion を使用して次のターゲットに変換できます。
Amazon RDS for Db2
サポートされている IBM Db2 for z/OS データベースバージョンの詳細については、「Source data providers for DMS Schema Conversion」を参照してください。
IBM Db2 for z/OS をソースデータベースとして使用するための前提条件
IBM Db2 for z/OS バージョン 12 機能レベル 100 のデータベースバージョンは、IBM Db2 for z/OS バージョン 12 の新機能のほとんどをサポートしていません。このデータベースバージョンは、Db2 バージョン 11 へのフォールバックと Db2 バージョン 11 とのデータ共有をサポートしています。Db2 バージョン 11 のサポートされていない機能の変換を避けるため、IBM Db2 for z/OS データベース機能レベル 500 以上を AWS DMS SC のソースとして使用することをお勧めします。
次のコード例を使用して、ソース IBM Db2 for z/OS データベースのバージョンを確認できます。
SELECT GETVARIABLE('SYSIBM.VERSION') as version FROM SYSIBM.SYSDUMMY1;
このコードがバージョン DSN12015 以上を返すことを確認してください。
次のコード例を使用して、ソース IBM Db2 for z/OS データベース内の APPLICATION
COMPATIBILITY 特殊レジスタの値を確認できます。
SELECT CURRENT APPLICATION COMPATIBILITY as version FROM SYSIBM.SYSDUMMY1;
このコードがバージョン V12R1M500 以上を返すことを確認してください。
ソースデータベースとしての IBM Db2 for z/OS の権限
Db2 for z/OS データベースに接続し、システムカタログとテーブルを読み取るのに必要な権限は次のとおりです。
SELECT ON SYSIBM.LOCATIONS SELECT ON SYSIBM.SYSCHECKS SELECT ON SYSIBM.SYSCOLUMNS SELECT ON SYSIBM.SYSDATABASE SELECT ON SYSIBM.SYSDATATYPES SELECT ON SYSIBM.SYSDUMMY1 SELECT ON SYSIBM.SYSFOREIGNKEYS SELECT ON SYSIBM.SYSINDEXES SELECT ON SYSIBM.SYSKEYCOLUSE SELECT ON SYSIBM.SYSKEYS SELECT ON SYSIBM.SYSKEYTARGETS SELECT ON SYSIBM.SYSJAROBJECTS SELECT ON SYSIBM.SYSPACKAGE SELECT ON SYSIBM.SYSPARMS SELECT ON SYSIBM.SYSRELS SELECT ON SYSIBM.SYSROUTINES SELECT ON SYSIBM.SYSSEQUENCES SELECT ON SYSIBM.SYSSEQUENCESDEP SELECT ON SYSIBM.SYSSYNONYMS SELECT ON SYSIBM.SYSTABCONST SELECT ON SYSIBM.SYSTABLES SELECT ON SYSIBM.SYSTABLESPACE SELECT ON SYSIBM.SYSTRIGGERS SELECT ON SYSIBM.SYSVARIABLES SELECT ON SYSIBM.SYSVIEWS