レイテンシーに関する問題のトラブルシューティング
このセクションでは、レプリケーションレイテンシーのトラブルシューティングの手順を説明します。
レイテンシーのトラブルシューティングを行うには、次を実行します。
まず、タスクのレイテンシーのタイプと量を判断します。DMS コンソールまたは CLI でタスクのテーブル統計セクションを確認します。カウンターが変化している場合は、データ転送が進行中です。
CDCLatencySourceメトリクスとCDCLatencyTargetメトリクスを同時に確認して、CDC 中にボトルネックが発生していないかを判断します。CDCLatencySourceメトリクスまたはCDCLatencyTargetメトリクスが高い値またはメトリクスがレプリケーションのボトルネックを示している場合は、次の点を確認します。CDCLatencySourceの値が高く、CDCLatencyTargetがCDCLatencySourceに等しい場合、ソースエンドポイントでボトルネックが発生し、AWS DMS はデータをターゲットに円滑に書き込んでいることを示しています。次の「ソースのレイテンシーに関する問題のトラブルシューティング」を参照してください。CDCLatencySourceが低く、CDCLatencyTargetが高い場合、ターゲットエンドポイントでボトルネックが発生し、AWS DMS はソースからはデータを円滑に読み取っていることを示しています。次の「ターゲットのレイテンシーに関する問題のトラブルシューティング」を参照してください。CDCLatencySourceが高く、CDCLatencySourceがCDCLatencyTargetよりも大幅に高い場合、ソース読み取りとターゲット書き込みの両方でボトルネックが発生していることを示しています。まずソースのレイテンシーを調べてから、ターゲットのレイテンシーを調査します。
DMS タスクメトリクスのモニタリングの詳細については、「AWS DMS タスクのモニタリング」を参照してください。