月単位の推定使用量の概要を把握する
Cost Explorer で詳細なデータを有効にすると、Cost Explorer で組織のためにホストする必要がある使用状況レコードの数が増えます。クエリにできるだけ早く応答できるように、Cost Explorer は組織のために保存する詳細なデータの量を制限します。
注記
[EC2 インスタンス (Elastic Compute Cloud - Compute) リソースレベルのデータ] と [時間単位の詳細度 (リソースレベルのデータなし) におけるすべての AWS サービスのコストと使用状況データ] の両方について、時間単位の詳細度を有効にすると、コストと使用状況に対して報告される時間単位の使用状況レコードが減少します。これは、EC2 の時間単位の使用状況レコードが [EC2 インスタンス] に移動し、レポートされるためです。
[コスト管理の詳細設定] では、詳細なデータ設定選択の推定使用状況レコード数を表示し、Cost Explorer のデータ制限にどの程度近いかを把握することができます。「Cost Explorer のデータしきい値の制限を把握する」を参照してください。
Cost Explorer の時間単位の詳細度は有料機能であり、コストは時間単位の使用状況レコード数によって異なります。時間単位の詳細度機能に対する推定使用状況レコード数を把握することは、この機能を有効にする前にコストを見積もるのに役立ちます。「Cost Explorer の時間単位の詳細度に対するコストの見積もり」を参照してください。
注記
[コスト管理の詳細設定] に表示される使用状況レコードは、組織全体のものであり、過去の平均的な使用状況に基づく見積もりです。過去、現在、または将来の月における実際の使用状況レコードは、これらの値とは異なる場合があります。AWS の使用を開始したばかりで、AWS の使用期間が 1 か月に満たない場合、データが不足しているため、使用状況レコードを見積もることはできません。