エネルギー使用量の計算
注記
この手法を使用して計算されたエネルギーデータは、情報提供のみを目的とするものです。この情報を最適化に使用しないでください。
この手法は、特有の電力インフラストラクチャが存在するカナダ (中部) リージョンとアフリカ (ケープタウン) リージョンではサポートされていません。
Customer Carbon Footprint Tool (CCFT) は、クラウドカーボンフットプリントのエネルギー使用量を計算するためのデータを提供します。CCFT のロケーション基準手法 (LBM) 排出量データと、一般公開されているグリッド排出係数を組み合わせることで、AWS ワークロードの推定エネルギーフットプリントを判断できます。Amazon で使用されるエネルギー排出係数の詳細については、「Amazon Carbon Methodology Document
クラウドカーボンフットプリントの背後にある推定エネルギー消費量を判断するには、ロケーション基準の排出量を対応するグリッド排出係数で除算します。必要に応じて単位変換を適用するようにしてください。
Location‐based emissions / Grid emissions factor = Energy consumption
例
グリッド排出係数が 500 kg CO2e/MWh で、2025 年に米国西部 (オレゴン) リージョンでのクラウド使用から発生した LBM 排出量が 100 MTCO2e である場合は、次のようにエネルギー使用量を計算します。
100 MTCO2e を 1,000 で乗算し、メートルトンをキログラムに変換してエネルギー使用量を計算します。
その結果を米国西部 (オレゴン) リージョンのグリッド排出係数 500 kgCO2e で除算します。
(100 MTCO2e * 1000) / 500 kgCO2e/MWh = 200 MWh