VPC Lattice ターゲットグループを Auto Scaling グループにアタッチする - Amazon EC2 Auto Scaling

VPC Lattice ターゲットグループを Auto Scaling グループにアタッチする

このトピックでは、VPC Lattice ターゲットグループを Auto Scaling グループにアタッチする方法について説明します。また、VPC Lattice ヘルスチェックを有効にして、VPC Lattice から異常として報告されたインスタンスを Amazon EC2 Auto Scaling で置き換える方法についても説明します。

デフォルトでは、Amazon EC2 Auto Scaling は、Amazon EC2 ヘルスチェックに基づいて、異常なインスタンスまたはアクセスできないインスタンスのみを置き換えます。VPC Lattice ヘルスチェックを有効にすると、Auto Scaling グループにアタッチした VPC Lattice ターゲットグループのいずれかから、実行中のインスタンスが異常として報告された場合、Amazon EC2 Auto Scaling は、そのインスタンスを置き換えることができます。詳細については、「Auto Scaling グループでのインスタンスのヘルスチェック」を参照してください。

重要

先に進む前に、前のセクションのすべての前提条件を満たしてください。

VPC Lattice ターゲットグループをアタッチする

グループを作成または更新するときに、1 つ以上のターゲットグループを Auto Scaling グループにアタッチできます。

Console

このセクションの手順に従い、コンソールを使用して次の操作を実行します。

  • VPC Lattice ターゲットグループを Auto Scaling グループにアタッチする

  • VPC Lattice のヘルスチェックを有効にする

VPC Lattice ターゲットグループを新しい Auto Scaling グループにアタッチするには
  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/ でAmazon EC2 コンソールを開き、ナビゲーションペインで [Auto Scaling グループ] を選択します。

  2. 画面の上部のナビゲーションバーで、ターゲットグループを作成した AWS リージョン を選択します。

  3. [Auto Scaling グループの作成] を選択します。

  4. ステップ 1 と 2 で、希望するオプションを選択し、「ステップ 3: 詳細オプションを設定する」へ進みます。

  5. [VPC Lattice 統合オプション] で、[VPC Lattice サービスへアタッチ] を選択します。

  6. [VPC Lattice ターゲットグループを選択] で、ターゲットグループを選択します。

  7. (オプション) [ヘルスチェック][追加のヘルスチェックタイプ] で、[VPC Lattice ヘルスチェックを有効にする] を選択します。

  8. (オプション) [ヘルスチェックの猶予期間] に秒単位で時間を入力します。これは、インスタンスが InService 状態になった後で、Amazon EC2 Auto Scaling がインスタンスのヘルスステータスのチェックを待つ必要がある時間です。詳細については、「Auto Scaling グループにヘルスチェックの猶予期間を設定する」を参照してください。

  9. Auto Scaling グループの作成に進みます。Auto Scaling グループの作成後、インスタンスは自動的に VPC Lattice ターゲットグループに登録されます。

VPC Lattice ターゲットグループを既存の Auto Scaling グループにアタッチするには

次の手順に従って、ターゲットグループを既存の Auto Scaling グループにアタッチします。

  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/ でAmazon EC2 コンソールを開き、ナビゲーションペインで [Auto Scaling グループ] を選択します。

  2. Auto Scaling グループの横にあるチェックボックスを選択します。

    ページの下部にスプリットペインが開きます。

  3. [詳細] タブで、[VPC Lattice 統合オプション][編集] を順に選択します。

  4. [VPC Lattice 統合オプション] で、[VPC Lattice サービスへアタッチ] を選択します。

  5. [VPC Lattice ターゲットグループを選択] で、ターゲットグループを選択します。

  6. [更新] を選択します。

ターゲットグループのアタッチが完了したら、必要に応じて、そのターゲットグループで使用するヘルスチェックを有効にできます。

VPC Lattice ヘルスチェックを有効にするには
  1. [詳細] タブで、[ヘルスチェック][編集] の順に選択します。

  2. [ヘルスチェック][追加のヘルスチェックタイプ] で、[VPC Lattice ヘルスチェックを有効にする] を選択します。

  3. [ヘルスチェックの猶予期間] に、秒単位で時間を入力します。これは、インスタンスが InService 状態になった後で、Amazon EC2 Auto Scaling がインスタンスのヘルスステータスのチェックを待つ必要がある時間です。詳細については、「Auto Scaling グループにヘルスチェックの猶予期間を設定する」を参照してください。

  4. [更新] を選択します。

AWS CLI

このセクションの手順に従い、AWS CLI を使用して次の操作を実行します。

  • VPC Lattice ターゲットグループを Auto Scaling グループにアタッチする

  • VPC Lattice のヘルスチェックを有効にする

VPC Lattice ターゲットグループを Auto Scaling グループにアタッチするには

次の create-auto-scaling-group コマンドを使用して Auto Scaling グループを作成し、同時に、そのグループの Amazon リソースネーム (ARN) を指定して VPC Lattice ターゲットグループをアタッチします。

--auto-scaling-group-name--vpc-zone-identifier--min-size、および --max-size のサンプルの値を置き換えます。--launch-template オプションの場合、my-launch-template1 を、VPC Lattice ターゲットグループに登録したインスタンス用に作成した起動テンプレートの名前とバージョンに置き換えます。--traffic-sources オプションの場合、サンプル ARN を VPC Lattice ターゲットグループの ARN に置き換えます。

aws autoscaling create-auto-scaling-group --auto-scaling-group-name my-asg \ --launch-template LaunchTemplateName=my-launch-template,Version='1' \ --vpc-zone-identifier "subnet-5ea0c127,subnet-6194ea3b,subnet-c934b782" \ --min-size 1 --max-size 5 \ --traffic-sources "Identifier=arn:aws:vpc-lattice:region:account-id:targetgroup/tg-0e2f2665eEXAMPLE"

VPC Lattice ターゲットグループを既に作成していたら、次の attach-traffic-sources コマンドを使用して、そのターゲットグループを Auto Scaling グループにアタッチします。

aws autoscaling attach-traffic-sources --auto-scaling-group-name my-asg \ --traffic-sources "Identifier=arn:aws:vpc-lattice:region:account-id:targetgroup/tg-0e2f2665eEXAMPLE"

VPC Lattice のヘルスチェックを有効にするには

VPC Lattice ターゲットグループにアプリケーションベースのヘルスチェックを設定している場合は、これらのヘルスチェックを有効にできます。--health-check-type オプションと VPC_LATTICE の値を指定した create-auto-scaling-group または update-auto-scaling-group コマンドを使用します。Auto Scaling グループで実行するヘルスチェックの猶予期間を指定する場合は、--health-check-grace-period オプションを含め、その値を秒単位で指定します。

--health-check-type "VPC_LATTICE" --health-check-grace-period 60

VPC Lattice ターゲットグループをデタッチする

VPC Lattice が不要になった場合、次の手順に従って、Auto Scaling グループからターゲットグループをデタッチします。

Console

このセクションの手順に従い、コンソールを使用して次の操作を実行します。

  • Auto Scaling グループから VPC Lattice ターゲットグループをデタッチする

  • VPC Lattice のヘルスチェックを無効にする

Auto Scaling グループから VPC Lattice ターゲットグループをデタッチするには
  1. https://console.aws.amazon.com/ec2/ でAmazon EC2 コンソールを開き、ナビゲーションペインで [Auto Scaling グループ] を選択します。

  2. 既存のグループの横にあるチェックボックスをオンにします。

    ページの下部にスプリットペインが開きます。

  3. [詳細] タブで、[VPC Lattice 統合オプション][編集] を順に選択します。

  4. [VPC Lattice 統合オプション] で、ターゲットグループの横にある [削除] アイコン (X) を選択します。

  5. [更新] を選択します。

ターゲットグループのデタッチが完了したら、VPC Lattice ヘルスチェックを無効にできます。

VPC Lattice ヘルスチェックを無効にするには
  1. [詳細] タブで、[ヘルスチェック][編集] の順に選択します。

  2. [ヘルスチェック][追加のヘルスチェックタイプ] で、[VPC Lattice ヘルスチェックを有効にする] の選択を解除します。

  3. [更新] を選択します。

AWS CLI

このセクションの手順に従い、AWS CLI を使用して次の操作を実行します。

  • Auto Scaling グループから VPC Lattice ターゲットグループをデタッチする

  • VPC Lattice のヘルスチェックを無効にする

ターゲットグループが不要になったら、detach-traffic-sources コマンドを使用して、Auto Scaling グループからそのターゲットグループをデタッチします。

aws autoscaling detach-traffic-sources --auto-scaling-group-name my-asg \ --traffic-sources "Identifier=arn:aws:vpc-lattice:region:account-id:targetgroup/tg-0e2f2665eEXAMPLE"

Auto Scaling グループのヘルスチェックを更新して VPC Lattice ヘルスチェックを使用しないようにするには、update-auto-scaling-group コマンドを使用します。--health-check-type オプションと EC2 の値を含めます。

aws autoscaling update-auto-scaling-group --auto-scaling-group-name my-asg \ --health-check-type "EC2"