クエリ結果と最近のクエリを操作する - Amazon Athena

クエリ結果と最近のクエリを操作する

Amazon Athena は、Amazon S3 で指定できるクエリ結果の場所に、実行される各クエリのクエリ結果とクエリ実行結果メタデータを自動的に保存します。必要に応じて、この場所にあるファイルにアクセスして操作できます。Athena コンソールからクエリ結果ファイルを直接ダウンロードすることもできます。

Athena では、クエリ結果を管理するための 2 つのオプションが提供されるようになりました。お客様がお持ちの S3 バケットを使用するか、マネージドクエリ結果機能を選択できます。独自のバケットを使用すると、ストレージ、アクセス許可、ライフサイクルポリシー、保持などを完全に制御できるため、最大限の柔軟性が得られますが、より多くの管理が必要になります。または、マネージドクエリ結果オプションを選択すると、ストレージとライフサイクルの管理は自動的にサービスで処理されるため、別の結果バケットを設定する必要がなくなり、事前定義された保持期間後に結果が自動的にクリーンアップされます。詳細については、「マネージドクエリ結果」を参照してください。

Amazon S3 にクエリ結果の場所を初めてセットアップするときは、「Athena コンソールを使用してクエリ結果の場所を指定する」を参照してください。

出力ファイルは、実行されるすべてのクエリに対して自動的に保存されます。Athena コンソールを使用してクエリ出力ファイルにアクセスして表示するには、IAM プリンシパル (ユーザーとロール) に、クエリ結果ロケーションに対する Amazon S3 の GetObject アクションの許可と、Athenaの GetQueryResults アクションの許可が必要です。クエリの結果の場所は暗号化できます。場所が暗号化されている場合、ユーザーには、クエリ結果の場所を暗号化および復号するための適切なキーアクセス許可が必要です。

重要

クエリ結果の場所に対する Amazon S3 の GetObject アクションの許可を持つ IAM プリンシパルは、Athena の GetQueryResults アクションの許可が拒否された場合でも、Amazon S3 からクエリ結果を取得できます。