データ境界 - Amazon Athena

データ境界

データ境界は、信頼できる ID だけが想定されるネットワークから信頼できるリソースにアクセスできるようにするために使用する、AWS 環境内のアクセス許可ガードレールのセットです。

Amazon Athena では、サービスが管理する Amazon S3 バケットに、例となるクエリやサンプルデータセットが格納されています。データ境界を使用して環境内のアクセスを制御する場合は、対応する Athena の機能を使用するために、これらのサービス所有リソースへのアクセスを明示的に許可する必要があります。

次の表は、Athena がアクセスする必要がある Amazon S3 バケットの ARN、必要なアクセス許可、Athena で使用される ID、および S3 バケットに依存する機能を示しています。アクセスを許可するには、バケット ARN の <region> を実際の AWS リージョン に置き換え、Amazon S3 アクセスコントロールに基づいてこのバケットを許可リストに登録します。

Athena が使用するデータ境界
リソースARN 必要なアクセス許可 アクセスに使用される ID アクセスシナリオ
arn:aws:s3:::athena-examples-<region> s3:GetObject

s3:ListBucket

Athena にアクセスする IAM プリンシパル
  • Athena コンソールでのサンプルクエリの実行

  • Athena が提供するサンプルデータセットの調査