AWS Glue クローラを作成する
AWS Glue はフルマネージド型の抽出、変換、ロード (ETL) サービスです。このサービスを使用して Amazon S3 データからデータベースを作成し、さらにそのデータベースに対して Athena を使用したクエリを実行できます。このデータベースは AWS Glue データカタログとも呼ばれます。AWS Glue のクローラは、Amazon S3 データのスキーマを自動的に検出し、そのスキーマに対応するデータベースとテーブルを作成します。AppStream 2.0 には、必要な AWS Glue リソースを作成するために使用できる CloudFormation テンプレートが用意されています。
重要
以下の手順のステップを完了すると、AWS Glue クローラが作成されます。ただし、これらのステップではクローラを起動しません。クローラを起動するには、次の手順のステップを実行する必要があります。AWS Glue クローラの詳細については、「クローラの定義」を参照してください。
AWS Glue クローラを作成するには
AppStream 2.0 コンソールを https://console.aws.amazon.com/appstream2
で開きます。 使用状況レポートをサブスクライブした AWS リージョンを選択します。
ナビゲーションペインで、[Usage Reports (使用状況レポート)] を選択し、使用状況レポートのログ記録が有効になっていることを確認します。
[Report Details (レポートの詳細)] タブの [分析] の横にある [CloudFormation テンプレート] リンクをクリックします。
リンクを選択すると CloudFormation コンソールが開き、そこで、テンプレートの実行前に、テンプレートで指定された CloudFormation スタックのパラメータを確認できます。テンプレートを実行すると、AWS Glue クローラに加えて、いくつかのサンプル Athena クエリが作成されます。
[詳細の指定] ページの [ScheduleExpression] の横にあるデフォルト値をそのまま使用するか、クローラを実行する頻度に別の cron 式の値を指定します。他のデフォルト値は変更しないでください。終了したら、[Next (次へ)] を選択します。
クローラはデフォルトで、毎日実行されるようにスケジュールされていますが、毎週、毎月、または別の頻度で実行されるように設定できます。cron 構文については、「Cron 式」を参照してください。
[オプション] ページで、すべてのデフォルト値を受け入れ、[Next (次へ)] を選択します。
[確認] ページで、[CloudFormation によって IAM リソースがカスタム名で作成される場合があることを承認します] の横にあるチェックボックスをオンにし、[作成] を選択します。
AWS Glue および AWS Identity and Access Management (IAM) に、CloudFormation スタックを作成して実行するために十分なアクセス許可が必要です。必要なアクセス許可がない場合は、お客様の Amazon Web Services アカウント管理者に対し、アカウントでこれらのステップを実行するか、以下のアクセス許可をお客様に付与するかのどちらかを依頼します。