API Gateway で AWS X-Ray サービスマップとトレースビューを使用する - Amazon API Gateway

API Gateway で AWS X-Ray サービスマップとトレースビューを使用する

このセクションでは、AWS X-Ray サービスマップとトレースビューを API Gateway で使用する方法について詳しく説明します。

X-Ray のサービスマップの例

AWS X-Ray サービスマップは、API とそのすべてのダウンストリームサービスに関する情報を表示します。API Gateway で API のステージに対して X-Ray を有効にすると、サービスマップにノードが表示され、API Gateway のサービスにかかった全体の時間についての情報が示されます。レスポンスのステータスに関する詳細情報、および選択されたタイムフレームの API 応答時間のヒストグラムを取得できます。AWS Lambda や Amazon DynamoDB などの AWS のサービスと統合している API では、それらのサービスに関連するパフォーマンスメトリクスを提供するノードの数が多くなります。API ステージごとにサービスマップが作成されます。

以下の例に示しているのは、test という API の xray ステージのサービスマップです。この API には 2 つの Lambda 統合があります。ノードは、API Gateway サービス、と 2 つの Lambda 関数を表しています。

サービスマップ構造の詳細については、「X-Ray トレースマップを使用する」を参照してください。

API Gateway の API のステージのサービスマップの例

サービスマップから拡大して API ステージのトレースビューを表示できます。トレースには、API に関する詳細情報が、セグメントおよびサブセグメントとして表示されます。例えば、上記のサービスマップのトレースには、Lambda サービスと Lambda 関数のセグメントが含まれます。詳細については、AWS LambdaおよびAWS X-Rayを参照してください。

X-Ray のサービスマップでノードまたはエッジを選択すると、X-Ray コンソールにレイテンシーの分布のヒストグラムが表示されます。レイテンシーのヒストグラムを使用して、サービスでリクエストを完了するのにかかる時間を確認できます。次の図は、上記のサービスマップの xray/test という API Gateway のステージのヒストグラムです。レイテンシー分散ヒストグラムの詳細については、「レイテンシーのヒストグラムを使用する」を参照してください。

API Gateway の API のステージの X-Ray のヒストグラム

X-Ray のトレースビューの例

次の図は、Lambda バックエンド関数を使用して、上記のサンプル API で生成されたトレース ビューを示しています。正常に行われた API メソッドリクエストと、レスポンスコード 200 を示しています。

トレースビューの詳細については、「トレースとトレースの詳細を表示する」を参照してください。

アクティブトレースを有効にした API Gateway