AWS SDK for Java を使用して Amazon Glacier でボールトを削除する - Amazon Glacier

このページは、ボールトと 2012 年リリース当時の REST API を使用する、Amazon Glacier サービスの既存のお客様のみを対象としています。

アーカイブストレージソリューションをお探しの場合は、Amazon S3 の Amazon Glacier ストレージクラス (S3 Glacier Instant Retrieval、S3 Glacier Flexible Retrieval、S3 Glacier Deep Archive) を使用することをお勧めします。これらのストレージオプションの詳細については、「Amazon Glacier ストレージクラス」を参照してください。

Amazon Glacier (元のスタンドアロンのボールトベースのサービス) は、2025 年 12 月 15 日以降、新規のお客様を受け入れなくなります。既存のお客様に影響はありません。Amazon Glacier は、ボールトにデータを保存する独自の API を備えたスタンドアロンサービスであり、Amazon S3 および Amazon S3 Glacier ストレージクラスとは異なります。既存のデータは Amazon Glacier で無期限に安全性が確保され、引き続きアクセス可能です。移行は必要ありません。低コストの長期アーカイブストレージをお探しの場合、AWS は Amazon S3 Glacier ストレージクラスを推奨します。このストレージクラスは、コストを抑えながら、S3 バケットベースの API、AWS リージョン全体での可用性、AWS サービス統合により、優れたカスタマーエクスペリエンスを提供します。拡張機能が必要な場合は、Amazon Glacier ボールトから Amazon S3 Glacier ストレージクラスにデータを転送するための AWS ソリューションガイダンスを使用して、Amazon S3 Glacier ストレージクラスへの移行を検討してください。

AWS SDK for Java を使用して Amazon Glacier でボールトを削除する

以下では、AWS SDK for Java の低レベル API を使用してボールトを削除する手順を示します。

  1. AmazonGlacierClient クラスのインスタンス(クライアント)を作成します。

    ボールトを削除する AWS リージョンを指定する必要があります。このクライアントを使用して実行するすべてのオペレーションは、そのAWS リージョンに適用されます。

  2. DeleteVaultRequest クラスのインスタンスを作成することにより、リクエスト情報を指定します。

    ボールト名およびアカウント ID を指定する必要があります。アカウント ID を指定しなかった場合は、リクエストに署名する際に指定した認証情報に関連づけられているアカウント ID が使用されます。詳細については、「Amazon Glacier でのAWS SDK for Java の使用」を参照してください。

  3. リクエストオブジェクトをパラメータとして指定して、deleteVault メソッドを実行します。

    Amazon Glacier (Amazon Glacier) は、ボールトが空の場合にのみボールトを削除します。詳細については、「ボールトの削除 (DELETE vault)」を参照してください。

以下の Java コードスニペットは、前述の手順を示しています。

try { DeleteVaultRequest request = new DeleteVaultRequest() .withVaultName("*** provide vault name ***"); client.deleteVault(request); System.out.println("Deleted vault: " + vaultName); } catch (Exception e) { System.err.println(e.getMessage()); }
注記

基本となる REST API については、「ボールトの削除 (DELETE vault)」を参照してください。

例: AWS SDK for Java を使用してボールトを削除する

コード例については、「例: AWS SDK for Java を使用したボールトの作成」を参照してください。この Java コード例では、ボールトの作成、削除など、基本的なボールトオペレーションを示しています。