RDS for Oracle を使用した REDO トランスポート圧縮 - Amazon Relational Database Service

RDS for Oracle を使用した REDO トランスポート圧縮

RDS for Oracle REDO トランスポート圧縮を使用して、プライマリ DB インスタンスとスタンバイレプリカ間のレプリケーションパフォーマンスを向上させます。これは、ネットワーク帯域幅が限られている環境や高レイテンシーの接続で特に役立ちます。

REDO トランスポート圧縮のライセンスの取得

REDO トランスポート圧縮は、Oracle Advanced Compression オプションの一部です。REDO トランスポート圧縮を使用するには、Oracle Advanced Compression オプションの有効なライセンスが必要です。ライセンス情報については、Oracle の担当者にお問い合わせください。

REDO トランスポート圧縮の設定

REDO トランスポート圧縮を設定するには、rds.replica.redo_compression パラメータを使用できます。このパラメータは、Oracle バージョン 19c および 21c で使用できます。

rds.replica.redo_compression パラメータには、次の値を指定できます。

  • DISABLE – REDO トランスポート圧縮を無効にするデフォルト値。

  • ENABLE – デフォルトのアルゴリズム ZLIB による REDO トランスポート圧縮を有効にする値。

  • ZLIB – ZLIB アルゴリズムを使用して REDO トランスポート圧縮を明示的に有効にする値。これにより、圧縮率が向上します。

  • LZO – 特に解凍中に圧縮速度を最適化する LZO アルゴリズムを使用して、REDO トランスポート圧縮を明示的に有効にする値。

REDO トランスポート圧縮のパフォーマンスに関する考慮事項

圧縮および解凍オペレーションは、プライマリインスタンスとスタンバイインスタンスの両方で CPU リソースを消費します。REDO トランスポート圧縮を使用する場合は、インスタンスリソースの使用状況とネットワーク条件を考慮してください。

REDO トランスポート圧縮に関連するトピック

REDO トランスポート圧縮の設定の詳細については、次のリソースを参照してください。