SSRS ウェブポータルへのアクセス - Amazon Relational Database Service

SSRS ウェブポータルへのアクセス

SSRS ウェブポータルにアクセスするには、次のプロセスを使用します。

  1. Secure Sockets Layer (SSL) をオンにします。

  2. ドメインユーザーへのアクセス権を付与します。

  3. ブラウザとドメインユーザーの認証情報を使用してウェブポータルにアクセスします。

RDS での SSL の使用

SSRS は、接続に HTTPS SSL プロトコルを使用します。このプロトコルを使用するには、クライアントコンピュータの Microsoft Windows オペレーティングシステムに SSL 証明書をインポートします。

SSL 証明書の詳細については、「SSL/TLS を使用した DB インスタンスまたはクラスターへの接続の暗号化」を参照してください。SQL Server での SSL の使用の詳細については、「Microsoft SQL Server DB インスタンスでの SSL の使用」を参照してください。

ドメインユーザーへのアクセスの許可

新しい SSRS アクティベーションでは、SSRS でのロールの割り当てはありません。ドメインユーザーまたはユーザーグループにウェブポータルへのアクセス権を付与するために、RDS にはストアドプロシージャが用意されています。

ウェブポータルでドメインユーザーにアクセス権を付与するには
  • 次のストアドプロシージャを使用します。

    exec msdb.dbo.rds_msbi_task @task_type='SSRS_GRANT_PORTAL_PERMISSION', @ssrs_group_or_username=N'AD_domain\user';

ドメインユーザーまたはユーザーグループに RDS_SSRS_ROLE システムロールが付与されます。このロールには、次のシステムレベルのタスクが付与されています。

  • レポートを実行

  • ジョブの管理

  • 共有スケジュールの管理

  • 共有スケジュールの表示

ルートフォルダでの Content Manager のアイテムレベルのロールも付与されます。

ウェブポータルへのアクセス

SSRS_GRANT_PORTAL_PERMISSION タスクが正常に終了すると、ウェブブラウザを使用してポータルにアクセスできるようになります。ウェブポータル URL の形式を次に示します。

https://rds_endpoint:port/Reports

この形式では、以下が適用されます。

  • rds_endpoint - SSRS で使用している RDS DB インスタンスのエンドポイント。

    エンドポイントは、DB インスタンスの [接続とセキュリティ] タブにあります。詳細については、「SQL Server DB インスタンスへの接続」を参照してください。

  • port - SSRS オプションで設定した SSRS のリスナーポート。

ウェブポータルにアクセスするには
  1. ブラウザにウェブポータルの URL を入力します。

    https://myssrsinstance.cg034itsfake.us-east-1.rds.amazonaws.com:8443/Reports
  2. SSRS_GRANT_PORTAL_PERMISSION タスクでアクセス権を付与したドメインユーザーの認証情報を使用してログインします。