SSRS ウェブポータルへのアクセス
SSRS ウェブポータルにアクセスするには、次のプロセスを使用します。
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Secure Sockets Layer (SSL) をオンにします。
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ドメインユーザーへのアクセス権を付与します。
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ブラウザとドメインユーザーの認証情報を使用してウェブポータルにアクセスします。
RDS での SSL の使用
SSRS は、接続に HTTPS SSL プロトコルを使用します。このプロトコルを使用するには、クライアントコンピュータの Microsoft Windows オペレーティングシステムに SSL 証明書をインポートします。
SSL 証明書の詳細については、「SSL/TLS を使用した DB インスタンスまたはクラスターへの接続の暗号化」を参照してください。SQL Server での SSL の使用の詳細については、「Microsoft SQL Server DB インスタンスでの SSL の使用」を参照してください。
ドメインユーザーへのアクセスの許可
新しい SSRS アクティベーションでは、SSRS でのロールの割り当てはありません。ドメインユーザーまたはユーザーグループにウェブポータルへのアクセス権を付与するために、RDS にはストアドプロシージャが用意されています。
ウェブポータルでドメインユーザーにアクセス権を付与するには
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次のストアドプロシージャを使用します。
exec msdb.dbo.rds_msbi_task @task_type='SSRS_GRANT_PORTAL_PERMISSION', @ssrs_group_or_username=N'
AD_domain
\user
';
ドメインユーザーまたはユーザーグループに RDS_SSRS_ROLE
システムロールが付与されます。このロールには、次のシステムレベルのタスクが付与されています。
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レポートを実行
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ジョブの管理
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共有スケジュールの管理
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共有スケジュールの表示
ルートフォルダでの Content Manager
のアイテムレベルのロールも付与されます。
ウェブポータルへのアクセス
SSRS_GRANT_PORTAL_PERMISSION
タスクが正常に終了すると、ウェブブラウザを使用してポータルにアクセスできるようになります。ウェブポータル URL の形式を次に示します。
https://
rds_endpoint
:port
/Reports
この形式では、以下が適用されます。
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- SSRS で使用している RDS DB インスタンスのエンドポイント。rds_endpoint
エンドポイントは、DB インスタンスの [接続とセキュリティ] タブにあります。詳細については、「SQL Server DB インスタンスへの接続」を参照してください。
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-port
SSRS
オプションで設定した SSRS のリスナーポート。
ウェブポータルにアクセスするには
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ブラウザにウェブポータルの URL を入力します。
https://myssrsinstance.cg034itsfake.us-east-1.rds.amazonaws.com:8443/Reports
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SSRS_GRANT_PORTAL_PERMISSION
タスクでアクセス権を付与したドメインユーザーの認証情報を使用してログインします。