Oracle リードレプリカ上のインスタンスストアでの作業 - Amazon Relational Database Service

Oracle リードレプリカ上のインスタンスストアでの作業

リードレプリカは、インスタンスストアのフラッシュキャッシュと一時テーブルスペースをサポートします。フラッシュキャッシュはプライマリ DB インスタンスと同じように機能しますが、一時テーブルスペースについては以下の違いに注意してください。

  • リードレプリカでは一時テーブルスペースを作成できません。プライマリインスタンスに新しい一時テーブルスペースを作成すると、RDS for Oracle は一時ファイルなしでテーブルスペース情報をレプリケートします。新しい一時ファイルを追加するには、次のいずれかの操作を行います。

    • Amazon RDS プロシージャ rdsadmin.rdsadmin_util.add_inst_store_tempfile を使用します。RDS for Oracle は、リードレプリカのインスタンスストアに一時ファイルを作成し、指定された一時テーブルスペースに追加します。

    • ALTER TABLESPACE … ADD TEMPFILE コマンドを実行します。RDS for Oracle は一時ファイルを Amazon EBS ストレージに配置します。

    注記

    一時ファイルのサイズとストレージタイプは、プライマリ DB インスタンスとリードレプリカで異なる場合があります。

  • デフォルトの一時テーブルスペース設定は、プライマリ DB インスタンスでのみ管理できます。RDS for Oracle は、すべてのリードレプリカに設定を複製します。

  • 一時テーブルスペースグループはプライマリ DB インスタンスでのみ設定できます。RDS for Oracle は、すべてのリードレプリカに設定を複製します。