Oracle Application Express (APEX) - Amazon Relational Database Service

Oracle Application Express (APEX)

Amazon RDS では、APEX および APEX-DEV オプションを使用した Oracle Application Express (APEX) がサポートされています。Oracle APEX は、ランタイム環境として、あるいはウェブベースのアプリケーション用の完全開発環境としてデプロイできます。Oracle APEX を使用して、ウェブブラウザ内でアプリケーション全体を構築できます。詳細については、Oracle ドキュメントの Oracle Application Express を参照してください。

APEX コンポーネント

Oracle APEX は、次の主要コンポーネントで構成されています。

  • APEX アプリケーションおよびコンポーネントのメタデータを格納するリポジトリ。リポジトリは、テーブル、インデックス、および Amazon RDS DB インスタンスにインストールされている他のオブジェクトで構成されます。

  • Oracle APEX クライアントとの HTTP 通信を管理するリスナー。リスナーは別個のホスト (Amazon EC2 インスタンス、社内のオンプレミスサーバー、またはデスクトップコンピュータなど) に配置します。リスナーは、ウェブブラウザからの受信接続を受け入れ、処理するためにそれらを Amazon RDS DB インスタンスに転送した後、リポジトリからの結果をブラウザに戻します。

    Amazon RDS for Oracle は、次のタイプのリスナーをサポートしています。

    • APEX バージョン 5.0 以降では、Oracle Rest Data Services (ORDS) バージョン 19.1 以上を使用します。サポートされている最新バージョンの Oracle APEX および ORDS を使用することをお勧めします。このドキュメントでは、下位互換性のためだけに古いバージョンについて説明しています。

    • APEX バージョン 4.1.1 では、Oracle APEX リスナーのバージョン 1.1.4 を使用できます。

    • Oracle HTTP Server やmod_plsql リスナーを使用できます。

      注記

      Amazon RDS では、埋込み PL/SQL ゲートウェイの Oracle XML DB HTTP サーバーをAPEX リスナーとしてサポートしません。一般的に、Oracle では、インターネット上で稼働するアプリケーションで埋め込みの PL/SQL ゲートウェイを使用しないことが推奨されています。

    詳細については、Oracle ドキュメントの「Web リスナーの選択について」を参照してください。

RDS for Oracle DB インスタンスに Amazon RDS APEX オプションを追加すると、Amazon RDS は Oracle APEX リポジトリのみをインストールします。リスナーを別のホストにインストールします。