既存の Aurora PostgreSQL Limitless Database DB クラスターに DB シャードグループを追加する
DB クラスターを復元する場合や DB シャードグループを削除した場合などに、既存の DB クラスターに DB シャードグループを作成できます。
プライマリ DB クラスターと DB シャードグループの要件の詳細については、「Aurora PostgreSQL Limitless Database の要件と考慮事項」を参照してください。
注記
クラスターにつき 1 つの DB シャードグループのみを持つことができま。
DB シャードグループを作成する前に、Limitless Database DB クラスターが available
状態になっている必要があります。
AWS Management Consoleを使用して、既存の DB クラスターに DB シャードグループを追加できます。
DB シャードグループを追加するには
AWS Management Console にサインインし、Amazon RDS コンソール https://console.aws.amazon.com/rds/
を開きます。 -
[データベース] ページに移動します。
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DB シャードグループを追加する Limitless Database DB クラスターを選択します。
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[アクション] で、[DB シャードグループの追加] を選択します。
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[DB シャードグループ識別子] を入力します。
重要
DB シャードグループを作成した後は、DB クラスター識別子または DB シャードグループ識別子を変更することはできません。
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[最小キャパシティ (ACU)] を入力します。16 ACU 以上の値を使用します。
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[最大キャパシティ (ACU)] を入力します。16~6144 ACU の値を使用します。
詳細については、「DB シャードグループの最大容量と、作成されたルーターとシャードの数との相関性」を参照してください。
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[DB シャードグループのデプロイ] では、DB シャードグループのスタンバイを作成するかどうかを選択します。
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コンピューティングの冗長性なし — 各シャードのスタンバイなしで DB シャードグループを作成します。これは、デフォルト値です。
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単一のフェイルオーバーターゲットを使用したコンピューティングの冗長性 — 別のアベイラビリティーゾーン (AZ) に 1 つのコンピューティングスタンバイを持つ DB シャードグループを作成します。
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2 つのフェイルオーバーターゲットを使用したコンピューティングの冗長性 – 2 つの異なる AZ に 2 つのコンピューティングスタンバイを持つ DB シャードグループを作成します。
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DB シャードグループをパブリックアクセス可能にするかどうかを選択します。
注記
DB シャードグループの作成後にこの設定を変更することはできません。
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[DB シャードグループの追加] を選択します。
create-db-shard-group
AWS CLI コマンドを使用して、DB シャードグループを作成します。
以下のパラメータは必須です。
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--db-cluster-identifier
– DB シャードグループが属する DB クラスター。 -
--db-shard-group-identifier
– DB シャードグループの名前。DB シャードグループ識別子には次の制約があります。
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作成する AWS アカウントと AWS リージョンで一意である必要があります。
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1~63 の英数字、またはハイフンを含む必要があります。
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1 字目は文字である必要があります。
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文字列の最後にハイフンを使用したり、ハイフンを 2 つ続けて使用したりすることはできません。
重要
DB シャードグループを作成した後は、DB クラスター識別子または DB シャードグループ識別子を変更することはできません。
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--max-acu
– DB シャードグループの最大容量。16~6144 ACU の値を使用します。
以下のパラメータはオプションです。
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--compute-redundancy
– DB シャードグループのスタンバイを作成するかどうか。このパラメータには以下の値があります。-
0
– 各シャードのスタンバイなしで DB シャードグループを作成します。これは、デフォルト値です。 -
1
– 別のアベイラビリティーゾーン (AZ) に 1 つのコンピューティングスタンバイを持つ DB シャードグループを作成します。 -
2
– 2 つの異なる AZ に 2 つのコンピューティングスタンバイを持つ DB シャードグループを作成します。
注記
コンピューティングの冗長性をゼロ以外の値に設定すると、ノードの合計数は 2 倍または 3 倍になります。これにより、追加のコストが発生します。
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--min-acu
– DB シャードグループの最小容量。デフォルト値の 16 ACU 以上である必要があります。 -
--publicly-accessible|--no-publicly-accessible
– パブリックにアクセス可能な IP アドレスを DB シャードグループに割り当てるかどうか。DB シャードグループへのアクセスは、クラスターで使用されるセキュリティグループによって制御されます。デフォルト:
--no-publicly-accessible
。注記
DB シャードグループの作成後にこの設定を変更することはできません。
次の例では、Aurora PostgreSQL DB クラスターに DB シャードグループを作成します。
aws rds create-db-shard-group \ --db-cluster-identifier
my-db-cluster
\ --db-shard-group-identifiermy-new-shard-group
\ --max-acu1000
出力は以下の例のようになります。
{ "Status": "CREATING", "Endpoint": "my-db-cluster.limitless-ckifpdyyyxxx.us-east-1.rds.amazonaws.com", "PubliclyAccessible": false, "DBClusterIdentifier": "my-db-cluster", "MaxACU": 1000.0, "DBShardGroupIdentifier": "my-new-shard-group", "DBShardGroupResourceId": "shardgroup-8986d309a93c4da1b1455add17abcdef", "ComputeRedundancy": 0 }