ElastiCache 延長サポートのあるバージョン

Redis オープンソースソフトウェア (OSS) バージョン 4 と 5 は、それぞれ 2020 年と 2022 年にコミュニティのサポート終了に達しました。つまり、コミュニティによってそれ以上の更新、バグ修正、またはセキュリティパッチがリリースされることはありません。ElastiCache での ElastiCache Redis OSS バージョン 4 および 5 の標準サポートは、2026 年 1 月 31 日に終了します。サポートされていないバージョンの Redis OSS を引き続き使用すると、データが既知の共通脆弱性識別子 (CVEs) に対して脆弱になる可能性があります。

2026 年 2 月 1 日以降、Redis OSS バージョン 4 および 5 で実行されている ElastiCache キャッシュは延長サポートに自動的に登録され、継続的な可用性とセキュリティが提供されます。延長サポートには柔軟性がありますが、標準サポートの終了を本番ワークロードの計画マイルストーンとして扱うことをお勧めします。標準サポートが終了する前に、Redis OSS v4 および v5 キャッシュを ElastiCache for Valkey または Redis OSS v6 以降にアップグレードすることを強くお勧めします。

次の表は、Amazon ElastiCache の標準サポート終了日と延長サポート終了日をまとめたものです。

延長サポートとサポート終了スケジュール

延長サポートは、サポートされている各メジャー Redis OSS バージョンの最新のパッチバージョンでのみ提供されます。延長サポートが 2026 年 2 月 1 日に開始されると、Redis OSS v4 および v5 クラスターが最新のパッチバージョンにまだない場合は、延長サポートに登録される前に、Redis OSS v4 の場合は v4.0.10、Redis OSS v5 の場合は v5.0.6 に自動的にアップグレードされます。これにより、延長サポートを通じてセキュリティ更新とバグ修正を確実に受け取ることができます。延長サポートの移行の一環として、これらの最新のパッチバージョンにアップグレードするためのアクションを実行する必要はありません。