Amazon ECS タスクメタデータ V4 JSON レスポンス
次の情報が、タスクメタデータエンドポイント (${ECS_CONTAINER_METADATA_URI_V4}/task) JSON レスポンスから返されます。これには、タスク内の各コンテナのメタデータに加えて、タスクに関連付けられたメタデータも含まれます。
Cluster-
タスクが属する Amazon ECS クラスターの Amazon リソースネーム (ARN)または短縮名。
ServiceName-
タスクが属しているサービスの名前。ServiceName は、タスクがサービスに関連付けられている場合、Amazon EC2 と Amazon ECS Anywhere コンテナインスタンスに表示されます。
注記
この
ServiceNameメタデータは、Amazon ECS コンテナエージェントのバージョン1.63.1、もしくはそれ以降を使用している場合にのみ含まれます。 VPCID-
Amazon EC2 コンテナインスタンスの VPC ID。このフィールドは、Amazon EC2 インスタンスでのみ表示されます。
注記
この
VPCIDメタデータは、Amazon ECS コンテナエージェントのバージョン1.63.1、もしくはそれ以降を使用している場合にのみ含まれます。 TaskARN-
コンテナが属しているタスクの Amazon リソースネーム (ARN)。
Family-
タスクの Amazon ECS タスク定義のファミリー。
Revision-
タスクの Amazon ECS タスク定義のリビジョン。
DesiredStatus-
Amazon ECSからのタスクの望ましいステータス。
KnownStatus-
Amazon ECS からのタスクの既知のステータス。
Limits-
CPU (vCPU で表される) やメモリなど、タスク レベルで指定されたリソースの制限。リソースの制限が定義されていない場合はこのパラメータは省略されます。
PullStartedAt-
最初のコンテナイメージのプル開始時のタイムスタンプ。
PullStoppedAt-
最後のコンテナイメージのプル終了時のタイムスタンプ。
AvailabilityZone-
タスクがあるアベイラビリティーゾーン。
注記
アベイラビリティーゾーンのメタデータは、プラットフォームバージョン 1.4 以降 (Linux) または 1.0.0 (Windows) を使用する Fargate タスクでのみ使用できます。
LaunchType-
タスクが使用している起動タイプ。クラスター容量プロバイダーを使用する場合、タスクが Fargate インフラストラクチャと EC2 インフラストラクチャのいずれを使用しているかを示します。
注記
この
LaunchTypeメタデータは、Amazon ECS Linux コンテナエージェントのバージョン1.45.0以降 (Linux) または 1.0.0 以降 (Windows) を使用している場合にのみ含まれます。 Containers-
タスクに関連付けられている各コンテナのコンテナメタデータのリスト。
DockerId-
コンテナの Docker ID。
Fargate を使用する場合、IDは32桁の16進数に10桁の数字が続きます。
Name-
タスク定義で指定されたコンテナの名前。
DockerName-
Docker に提供されたコンテナの名前。Amazon ECSコンテナエージェントはコンテナに一意の名前を生成し、同じタスク定義の複数のコピーが単一のインスタンスで実行される場合に名前の競合を回避します。
Image-
コンテナのイメージ。
ImageID-
イメージマニフェストの SHA-256 ダイジェスト。これは、
repository-url/image@sha256:digest形式を使用してイメージをプルするために使用できるダイジェストです。 Ports-
コンテナに対して公開されている任意のポート。公開ポートがない場合はこのパラメータは省略されます。
Labels-
コンテナに適用された任意のラベル。ラベルが適用されていない場合はこのパラメータは省略されます。
DesiredStatus-
Amazon ECSからのコンテナの望ましいステータス。
KnownStatus-
Amazon ECS からのコンテナの既知のステータス。
ExitCode-
コンテナの終了コード。このパラメータは、コンテナが終了していない場合は省略されます。
Limits-
CPU (CPU 単位で表される) やメモリなど、コンテナレベルで指定されたリソースの制限。リソースの制限が定義されていない場合はこのパラメータは省略されます。
CreatedAt-
コンテナ作成時のタイムスタンプ。このパラメータは、コンテナがまだ作成されていない場合は省略されます。
StartedAt-
コンテナ起動時のタイムスタンプ。このパラメータは、コンテナがまだ起動していない場合は省略されます。
FinishedAt-
コンテナ停止時のタイムスタンプ。このパラメータは、コンテナがまだ停止していない場合は省略されます。
Type-
コンテナのタイプ。タスク定義で指定されているコンテナのタイプは
NORMALです。他のコンテナタイプは無視してかまいません。これらはAmazon ECS コンテナエージェントによってプロビジョニングされる内部タスクリソースで使用されます。 LogDriver-
コンテナに使用されるログドライバー。
注記
この
LogDriverメタデータは、Amazon ECS Linux コンテナエージェントのバージョン1.45.0、もしくはそれ以降を使用している場合にのみ含まれます。 LogOptions-
コンテナに定義されたログドライバオプション。
注記
この
LogOptionsメタデータは、Amazon ECS Linux コンテナエージェントのバージョン1.45.0、もしくはそれ以降を使用している場合にのみ含まれます。 ContainerARN-
コンテナの Amazon リソースネーム (ARN)。
注記
この
ContainerARNメタデータは、Amazon ECS Linux コンテナエージェントのバージョン1.45.0、もしくはそれ以降を使用している場合にのみ含まれます。 Networks-
ネットワークモードや IP アドレスなど、コンテナのネットワーク情報。ネットワーク情報が定義されていない場合はこのパラメータは省略されます。
RestartCount-
コンテナが再起動された回数。
注記
RestartCountメタデータが含まれるのは、コンテナの再起動ポリシーが有効になっている場合のみです。詳細については、「コンテナ再起動ポリシーを使用して Amazon ECS タスク内の個々のコンテナを再起動する」を参照してください。
ExecutionStoppedAt-
タスクの
DesiredStatusがSTOPPEDに移行した時のタイムスタンプ。これは、必須コンテナがSTOPPEDに移行したときに発生します。