CloudWatch Metrics Insights でのクエリの作成
CloudWatch Metrics Insights のクエリは、CloudWatch コンソール、AWS CLI、または AWS SDK から実行します。コンソールで実行されるクエリは無料です。CloudWatch の料金の詳細については、「Amazon CloudWatch の料金
CloudWatch Metrics Insights を使用すると、最大 2 週間の長期間にわたってメトリクスデータを分析できるため、より短い保持期間の場合と比較して、より包括的な履歴分析と傾向の特定が可能になります。より長い時間範囲をクエリするときに最適なパフォーマンスを得るには、より長い期間 (5 分や 1 時間など) を使用して、返されるデータポイントの数を減らすことを検討してください。2 週間全体の傾向を分析するときは、ORDER BY 句で AVG() や MAX() などの集計関数を使用してパターンを効率的に識別します。
AWS SDK による Metrics Insights クエリの実行に関する詳細は、「GetMetricData」でご確認ください。
CloudWatch コンソールを使用してクエリを実行するには、以下の手順に従います。
Metrics Insights を使用してメトリクスをクエリするには
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CloudWatch コンソールの https://console.aws.amazon.com/cloudwatch/
を開いてください。 -
ナビゲーションペインで、[Metrics]、[All metrics] を選択します。
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(オプション) 事前構築のサンプルクエリを実行するには、[Add query] (クエリを追加) をクリックした上で、実行するクエリを選択します。選択したクエリの機能に不足がない場合は、この手順の残りをスキップできます。または、[Editor] (エディタ) をクリックし、サンプルクエリの編集を行った上で、[Run] (実行) をクリックしてそのクエリを実行できます。
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独自のクエリを作成するには、[マルチソースクエリ] を選択します。その後、[Builder] (ビルダー)ビューと [Editor] (エディタ) ビューのどちらか、あるいはその両方を組み合わせて使用できます。この 2 つのビューはいつでも切り替えが可能で、どちらからも進行中の作業を確認できます。
[Builder] (ビルダー) ビューでは、メトリクスの名前空間、メトリクス名、フィルタ、グループ、および順序付けのオプションを閲覧し選択できます。これらの各オプションについて、それぞれを環境から選択するためのリストが、クエリビルダーから提供されます。
[Editor] (エディタ) では、自分のためのクエリを記述していくことができます。このエディタでは、その時点までにタイプした文字に基づいた入力の候補が表示されます。
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クエリの内容に問題がなければ、[Run] (実行) をクリックします。
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(オプション) グラフ表示したクエリを編集するには、[Graphed metrics] (グラフ化したメトリクス) タブを開き、[Details] (詳細) 列でクエリ式の横にある編集アイコンクリックするという方法もあります。
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(オプション) グラフからクエリを削除する場合は、[Graphed metrics] (グラフ化したメトリクス) をクリックし、クエリが表示されている行の右側にある [X] アイコンをクリックします。